顔判別できぬほど変形、金属バットで殴り続けた性転換済み“可愛いすぎる179センチ28歳”の「別れるくらいなら殺す」凄まじき意志の強さ

 
東京・銀座の元ホステスが交際相手を包丁と金属バットで殺害した。東京都中央区のマンションで、同居する飲食店従業員、平田勇二さん(48)を殺害したとして逮捕された菊池あずは容疑者(28)=殺人罪で起訴。周囲に「性転換手術をした」と話していた菊池容疑者は、180センチ近い長身と抜群のプロポーションを武器に銀座のクラブで働いていた。「別れるくらいなら殺そうと思った」。動機についてこう語った菊池容疑者は結婚を夢見ていたという。菊池容疑者の中の「女」の激しい情念が犯行へと駆り立てたのだろうか。
顔が判別できないほどの暴行 金属バットで“ボコボコ”に
 「男性が顔から血を流して倒れている」
 2月2日午後0時20分ごろ、中央区新川のマンションから110番通報が入った。警視庁中央署の捜査員らが駆けつけ、室内のベッドの下に倒れているパジャマ姿の平田さんを発見した。
 顔を確認しようと男性をのぞきこんだ捜査員は、思わず顔をしかめた。
 よほど強い力で繰り返し暴行を加えられたのか、平田さんの顔は判別できないほどに変形していたのだ。さらに右胸には複数の刺し傷があり、おびただしい量の血がベッドを真っ赤に染めていた。
室内には血のついた金属バットが転がっていた。近くで捜査員を見下ろすほどの長身の女が立っていた。菊池
容疑者だった。
 捜査員「あなたがやったんですか?」
 菊池容疑者「私が金属バットで殴りました」
 淡々と犯行を認めたという。同署は同日、殺人容疑で菊池容疑者を逮捕した。
 「彼がほかの女性と写っている写真を見た。最近、別れ話を切り出され、別れるくらいなら殺そうと思った」。別れ話のもつれから犯行に及んだことを明かした。
 室内にあった菊池容疑者のバッグからは、刃体の長さが約18センチの血の付いた包丁が発見された。遺体が平田さんと特定されたのは、事件から2日後のことで、死因は失血死。胸の刺し傷が致命傷になったとみられる。
 菊池容疑者は「寝ている平田さんを包丁で刺し、金属バットで何度も殴った」と供述。元同僚の男性に犯行を打ち明け、男性が通報したという。

http://www.sankei.com/images/news/150429/prm1504290021-n1.jpg菊池容疑者が「フェイスブック」上で公開していた写真。抜群のプロポーションも公開していた

「一番硬いバットを」と注文、強い殺意か

 捜査関係者によると、包丁と金属バットは事件直前に江東区のショッピングモールで購入していた。金属バットを選ぶ際、店員に「一番硬いものを下さい」と注文していたことも判明し、同署は強い殺意を持った計画的な犯行とみて調べている。
 ただ、寝込みを襲ったとはいえ、女の力で男性に顔が判別不能になるほど強烈な打撃を加えることはできるのか。
 菊池容疑者はインターネットの交流サイト「フェイスブック」で、自身の顔写真と「179センチ、B(バスト)88、W(ウエスト)55、H(ヒップ)88」とするスリーサイズを披露していた。
 逮捕後、すぐに一般のユーザーが顔写真などの情報をまとめたサイトを作成し、「かわいすぎる殺人者」と揶揄(やゆ)するなど、ネット上でも盛り上がりをみせていた。
 だが、捜査関係者の疑問は、菊池容疑者の一言で氷解した。「数年前に海外で性転換手術をした」と言うのだ。捜査関係者は「戸籍上は間違いなく女性で、留置先も女性用だ」としたうえで、「もともと男性なら体格もよいし、かなりの力が出せるだろう」とみる。

捜査関係者などによると、菊池容疑者と平田さんは、銀座の高級クラブの元同僚だった。菊池容疑者が平成25年夏ごろに勤め始め、平田さんはマネジャーだったという。
 店の関係者は「平田さんは、女性ホステスを管理する仕事で、真面目で実直な仕事ぶりだった」と打ち明ける一方、「2人がまさか付き合っているとは思わなかったし、菊池容疑者が性転換していたとは…。当然、女性として雇っていたのに」と驚きを隠さない。

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怖いね~

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