高級ホテル「グランドハイアット」の総支配人がセクハラ&報道なし

東京・六本木の超高級ホテル「グランドハイアット東京」で、女性客に自身の股間を触らせるなどの行為をしたとして、警視庁が強制わいせつ容疑で逮捕状を取ったアントニオ・アルバレズ容疑者(45)=スペイン国籍。単なるハレンチ事件で済まなかったのは、この男、犯行当時、同ホテルの総支配人という“ホテルの顔”だったからだ。今時のちょいワルおやじ風だが、やったことはちょいワルなんてものではない女の敵だった。

 麻布署によると、アルバレズ容疑者は5月30日正午ごろ、ホテルのトイレに20代の日本人女性を案内した際、個室に一緒に入って無理やりキスをしたほか、自分の下半身を触らせた疑いが持たれている。

 女性の知人が110番して被害を訴え、アルバレズ容疑者は自ら麻布署に出向いて事情を説明。「やっていない」と否認したが、その後の捜査で被害者の女性に付いた遺留物が同容疑者のDNA型と一致した。

 捜査関係者は「待ち合わせのため、ホテルのロビーにいた女性を多目的トイレに連れ込み、『電話番号を教えて』などと言い寄ったようだ。トイレの内側から鍵をかけて『助けを呼んでも無駄だ』とも脅したようで、手口は悪質極まりない」と憤る。

 そのアルバレズ容疑者は、事件後の6月上旬から自宅待機となり、8月7日に退職。直後、日本を出国したという。

 前代未聞の事件にグランドハイアット東京では「お客さまとトラブルがあったのは事実。現在、警察が捜査中のため、詳しいことはお答えできない」(広報)と動揺を隠せないでいる。

 逮捕状が出ている以上、すんなり手錠となるはずだが、今回のケース、そう単純ではない。

 外務省によると、日本と「犯罪人引き渡し条約」を結んでいるのは現在、米国と韓国だけ。母国・スペインなどに逃亡している場合は、引き渡しの対象にならず、日本に再入国しない限りは、逮捕できないことになる。

 昨年12月、総支配人に就任したアルバレズ容疑者は、当時、ホテルの公式フェイスブックに前任の支配人とともに登場。そこには「10周年という節目の年を迎え、新たな総支配人を迎えるグランドハイアット東京はこれからも皆さまに愛され、新しい発見のあるホテルを目指してまいります」との一文があり、312人が「いいね!」を押し、「最高の紳士に祝福を」などの声が寄せられていた。

 「新しい発見のあるホテル」とは、何とも皮肉。とんでもない10周年になってしまった。
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全く知りませんでしたね~
 
女性に結婚をススメただけで、公開謝罪。
ものすごいバッシングを受けたというのに
こんな酷いセクハラ、犯罪をしても、な~んにも報道されないんだね。