復興予算審議 仕分けコンビ、開き直り 枝野&蓮舫氏、自公に責任転嫁連発
復興予算審議 仕分けコンビ、開き直り 枝野&蓮舫氏、自公に責任転嫁連発
東日本大震災の復興予算の「流用」問題を審議した18日の参院決算委員会で、かつての「仕分けコンビ」が開き直りとも取れる発言を連発した。平成21年の政権交代直後の「事業仕分け」では、歯切れ良く予算のムダ削減を訴えていた枝野幸男経済産業相と蓮舫元行政刷新担当相。3年余りの与党暮らしの末、「言い訳」を余儀なくされる場面が目立った。
「あのー、ミソもクソも一緒にした議論はやめていただきたい」
山本順三委員長(自民)はすかさず、「言葉は慎重に選んでください」と注意したが、枝野氏は「間違ったことを言っているとは思わない」と収まらず、「被災地以外に予算が使われていることは、理由も原因も全然別の話だ」とまくし立てた。自民、公明両党にも責任があるといわんばかりだった。
枝野氏は自ら発した「ミソもクソも」という発言だけは、「あまり上品でなかったので、おわびして撤回する」と謝罪したが、復興予算に計上された立地補助金の大部分が被災地以外の企業を対象としているのは事実。激高したことで、かえって所管する「省益」を堅持しようという姿勢を印象づける結果となった。
蓮舫氏は、被災地以外の全国防災事業に復興予算が充てられた経緯に関し、こう強調した。
初の本格的復旧・復興予算となった23年度第3次補正予算の編成をめぐる自民党の行状について「さらに7・1兆円上積みしろといわれた」「立地補助金が足りないから5千億円上乗せしろと指摘された」-などと“暴露”したが、逆に政権与党としての責任を棚上げしようとする姿勢が浮き彫りに。そこには、かつての「仕分けの女王」の面影はなかった。(桑原雄尚)
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レンホウが、テレビ中継の中、仕分けで「2位ではダメですか?」と言ったのも今は昔。
是非とも、選挙では2位になって、「2位ではダメですか?」と言ってもらいたいものだ。