リベラルすぎるポジショントーク

2014年の沖縄県知事選では、翁長雄志仲井眞弘多下地幹郎が競い合った。争点は普天間基地辺野古移設で、翁長は断固反対、仲井眞と下地は容認のスタンスだった。結果、「あらゆる手段で辺野古移設阻止」を掲げた翁長が勝利した。

翁長の勝利について、朝日・毎日・東京ら反基地派メディアや有識者(笑)らは、「大差で勝利!」「民意は示された!」「辺野古は許さぬ!」と歓喜したが、誰一人として「容認派も善戦した、投票した県民の声にも耳を傾けよ」等とは言わなかった。

彼らは、辺野古移設を容認する県民の声を完全に黙殺し、辺野古移設断固反対が沖縄県民の総意であるかのように論じた。あるいは、仲井眞・下地支持者も本音は移設反対と決めつけた。今や内紛の止まぬ「オール沖縄」の全盛期でもあった。

では、「沖縄県民の総意と呼べるほどの大差での勝利」とは、具体的にどのような選挙結果だったか。得票率は、翁長51.7%、仲井眞37.3%、下地9.9%だった。言い換えれば、辺野古移設反対派が約52%、容認派が約48%だった。

私の感覚では「大差の勝利」に思えないが、反基地派の目にはそう映るらしい。

2018年の自民党総裁選。安倍総理と石破元幹事長の戦いは、投票率安倍総理69%、石破31%で安倍総理が勝利した。

この結果を受けて、朝日・毎日・東京ら反アベメディアや有識者(笑)らは、「石破は善戦した!」「安倍陣営の圧倒的勝利の目論みは崩れた!」「国民の間にアベ不振が広がっている!」「石破を支持する国民の声を聞け!」等と言っている。

朝日:石破氏善戦に反応様々
朝日:安倍首相「主流派頼み」さらに 石破氏善戦で崩れた戦略
時事:自民岸田氏、「ポスト安倍」の面目保つ=石破氏善戦に危機感も
毎日:石破氏善戦 首相、迫られる「批判」への配慮
TBS:安倍首相3選から一夜明けて・・・ 石破氏“善戦”が波紋

ダブルスコアで負けた石破に善戦もクソもあるかと思うが、彼らは地方票の結果だけを切り取って「善戦した!」と言う。地方票だけ見れば、安倍55%・石破45%の接戦だったと。ちなみに、制した都道府県数が安倍37・石破10だったことはシカトだ。

さて、沖縄県知事選と自民党総裁選の結果について、リベラルメディアの態度はあまりにも違いすぎないか。180度変わっている。沖縄県知事選と整合性をとるなら、安倍総理は大差で勝利した、国民は安倍総理を選んだと評価するべきだろう?。

ポジショントークもたいがいにしろと。人は感情ある生き物なので、多少はポジショントークになっても仕方ない。しかし、これはやり過ぎではないのか。いくらリベラルと言えどもリベラルすぎるでしょ(笑)。

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これぞ、二枚舌

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こんなに平等じゃないメディア

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それぐらい、メディアに世論誘導でハンデをあげても
日本は自民党を支持する

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だって、一回民主党にやらせてみたら
えらいことになっちゃったんだもん

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おかしなメディアが存在しているのは、
きっと、ハーメルンの笛吹きを聞きながら、
崖に落ちるものかどうか
試されているんだよw

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