朝鮮総連の「不当な支配」を重視
大阪朝鮮高級学校を高校授業料無償化の対象から除外したのは違法ではないと判断した27日の大阪高裁判決は、朝鮮学校の在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)との関係性を多方面から検討。朝鮮総連から教育の自主性をゆがめるような「不当な支配」を受けている疑いがあると指摘し、無償化の対象にはふさわしくないと結論づけた。
そして、大阪朝鮮学園が財産目録や財務諸表を作成し、大阪府から行政処分を受けたことがない組織であることを考慮しても、「朝鮮総連から介入を受け、教育の自主性をゆがめるような支配を受けている合理的な疑いがある」と判断した。
さらに、無償化によって学校側が窓口となって受け取る就学支援金について、本来は授業料に使われるべきものだが、大阪朝鮮高級学校では「管理が適正に行われないことを疑わせる」と疑問を提起。適正な学校運営という観点から、無償化の対象としての「適合性があるとはいえない」とした。
今回の判決について、西岡力麗澤(れいたく)大客員教授は「朝鮮学校は『日本当局は拉致問題を極大化している』などの記述がある教科書を使用している。そういった学校に公金が投入されるのはおかしく、妥当な判決だといえる」としている。
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重要なニュースだと思うけど、あまりテレビでは報道されないね
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