福島瑞穂を担当大臣にすればいい

6日放送の「虎ノ門ニュース 8時入り!」(CS放送・DHCシアター)で、弁護士でタレントのケント・ギルバートが、北朝鮮による日本人拉致問題の解決に、社会民主党党首福島瑞穂氏を担当大臣にするべきだと語った。

番組では、ケントと軍事評論家の田母神俊雄氏がゲストで登場し、拉致問題に関して意見を交わしていた。田母神氏は、安倍政権が拉致問題解決を宣言したことに触れ、強い口調で「(安倍晋三首相は)やるやると言ってるけどもやらない!やるやる詐欺だ」と厳しく非難した。

するとケントは、担当者の人選を誤っているから拉致問題が解決しないと指摘したうえで「福島瑞穂拉致問題大臣にすればいいんですよ。(北朝鮮に)行ってもらって解決してもらえばいい」と言った。続けてケントが「いいと思わない?」と問いかけると、田母神氏も「グッドアイデアかもしれない」と返答した。

一方で、司会を務める居島一平は「彼女に交渉力は無いんじゃないですかねぇ?」と疑問を投げかけると、ケントは「少なくとも(北朝鮮の)言葉はできるからいいかなと思って」と話す。田母神氏もこの発言に乗っかる形で、「言葉はできますよね。向こう(北朝鮮)出身の人ですからね」と、タブーをあっさり乗り越えた。

さらにケントは「向こう(北朝鮮)の人に信頼されますかね?」と質問すると、田母神氏は「たぶん向こう(北朝鮮)の人も信頼しないかもしれませんね」とバッサリ。
ケントは、民主党辻元清美議員に大臣をやってもらってもいいとも発言し、さらなるタブーに踏み込む。


その後、日本も拉致問題解決のため、北朝鮮にスパイを派遣すべきという話題に移ると、ケントが再び「やっぱり福島瑞穂に(北朝鮮へ)行ってもらいましょうよ」と推薦した。居島はこれまでのテレビのタブーに縛られているので「どうしてもその選択肢になりますか?」と苦しいコメント。

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