ウルグアイFWの尻に指を突き立てた!?

5月24日の準々決勝、チリ-ウルグアイ戦。試合中にウルグアイのFWカバニと口論になったハラは審判に仲裁された後、再びカバニに近づいて何事かをささやき、ウルグアイFWの尻に指を突き立てた。驚いたカバニが手で振り払うと、顔付近を押さえて大げさに倒れたハラ。カバニがハラに暴力をふるったと勘違いした審判は後半18分、カバニにイエローカードを提示した。
 これで、この試合2度目の警告となったカバニは退場処分に。納得がいかないカバニは審判にハラの行為を訴えたが、聞き入れられなかった。カバニは怒りが収まらず、審判やハラに詰め寄ろうとしたが、チームメートに制止され、渋々、ピッチを後にした。

サッカー界にはポルトガル語でずるがしこさを意味する「マリーシア」という言葉もあるが、さすがにこれはいただけない。しかも、ハラには2013年のワールドカップ(W杯)南米予選のウルグアイ戦でも、「かみつき」で知られるFWスアレス股間を触って挑発した疑惑があり、いわば“再犯”。カバニに近づいた際に、前日に交通事故を起こして逮捕されたカバニの父親を侮辱する言葉を口にしたとも言われている。

ジダンは頭突きで報復、〝被害者〟救済にはビデオ判定を
 大会を主催する南米サッカー連盟(CONMEBOL)は「反スポーツ的行為」と判断し、ハラに3試合の出場停止処分と7500ドル(約92万円)の罰金処分を科した。その後、出場停止を2試合に軽減し、罰金も5000ドル(約61万円)へ減額したが、その理由は明らかになっていない。
 思い起こされるのは、06年W杯ドイツ大会決勝での、ジダン(フランス)の頭突き事件。現役最後の試合だったジダンは、イタリアDFマテラッツィから母親や姉を侮辱する暴言を浴びせられて激高。マテラッツィに強烈な頭突きを見舞って退場処分となり、キャリアの花道を飾れなかった。
 いわば、ジダンもカバニも、対人接触スポーツの禁忌をおかした過度な挑発の“被害者”だ。挑発者を厳罰に処すのも大切だが、審判が見ていないところでの狡猾(こうかつ)な挑発を取り締まるには、限界がある。いくらかでも防ぐにはやはり、国際サッカー連盟(FIFA)が否定的な見解を示しているビデオ判定を導入するしか方法がないのではないだろうか


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FIFAは、こういう挑発したり、されたりしているのを見るのが楽しいんだなw

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FIFAは、正々堂々と戦うサッカーなんて、見たくないんだよ

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