GHQによる日本占領・教育改革★日本兵捕虜の「洗脳」に成功

筆者は1980(昭和55)年3月から3年間、米国に留学し、GHQの(連合国軍総司令部)による、対日占領教育改革を実行した民間情報教育局(CIE)文書の研究に没頭した。筆写した史料は、段ボール10箱分を超えた。240万ページに及ぶ同文書は、ワシントン郊外にある国立公文書館別館に保存されていた。

 その中から、日本人に戦争についての罪悪感を植えつけるための情報宣伝計画「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム」(WGIP)を発見し、拙著『検証戦後教育』(廣池学園出版部)と、『歴史の喪失』(総合法令出版)で詳述した。

 この史料を最初に発見したのは、戦後日本の著名な文芸評論家である江藤淳氏である。私が大学院に留学していたワシントン郊外のメリーランド州立大学に保管されていたプランゲ文庫(=米歴史学者、ゴードン・W・プランゲ氏が収集した、占領下の日本で検閲された出版物のコレクション)などの研究をともにし、整理作業を手伝った。

 その後、私はスタンフォード大学フーバー研究所に移り、GHQでマッカーサー元帥の政治顧問付補佐官を務めたジョン・エマーソン氏と頻繁に会話し、対日心理作戦に関する話を聞いた。

 2012年、私はライフワークである「占領教育史研究」という初心に戻る決意をした。大学で授業がない時は、WGIPの源流ともいうべき文書を研究した。

 「ブラック・プロパガンダ」という、情報が非公然で偽のメッセージを敵国に宣伝する
米戦略諜報局(OSS)と、
「ホワイト・プロパガンダ」という情報源が明らかな広報的宣伝を担当した
米戦時情報局(OWI)の文書だ。
このOSSとOWIが協力した、中国共産党支配下の日本人共産主義者らが、中国での日本兵捕虜の「洗脳」に成功した

 エマーソン氏は戦中、中国・延安で中国共産党首脳の毛沢東周恩来両氏、のちに
日本共産党議長となる野坂参三らと密接に接触したという。

ここで、日本兵捕虜が「洗脳」によって「反日」思想に見事に改造されていく対日心理作戦に注目し、分析リポートをワシントンに送った。これが米国の対日心理作戦(=心理戦争と呼ばれる戦時プロパガンダ作戦)に大きな影響を与え、トルーマン米大統領の「降伏後における米国の初期対日政策」に色濃く反映された。

 象徴天皇による天皇制の存続は、OSSやOWIの日本兵捕虜尋問の分析結果の反映であり、米文化人類学者、ルース・ベネディクト氏の名著『菊と刀』は、日本兵捕虜尋問に基づく対日心理・文化戦略論文であることが、米ヴァッサー大学所蔵の「ベネディクト文書」によって明らかになった。ベネディクト氏はOWIの外国戦意分析課の主任分析者であり、OWI海外情報局の文化研究基礎分析の責任者も兼任していたのだ。

 高橋史朗(たかはし・しろう) 明星大学教授。1950年、兵庫県生まれ。早稲田大学大学院修了後、スタンフォード大学フーバー研究所客員研究員。臨時教育審議会(政府委嘱)専門委員、埼玉県教育委員長など歴任。男女共同参画会議議員。主な著書に『検証・戦後教育』(広池学園出版部)、『日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこと』(致知出版社)など多数。
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日本人共産主義者らが、
中国での日本兵捕虜の「洗脳」に成功

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今だって、信じられないほど
日本人が日本人の足を引っ張っているではないか

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現地人同士で殺し合わせるのは、常套手段

洗脳によって可能になるんだね

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そんなことをした子孫は
地獄に墜ちるんじゃないの?
7代祟られるとか・・

それが発現するのに
70年かかったのかな

見えている星の光だって、何百年も前に発したものだって
言うじゃない
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