浪江町の家族4人で月額88万円の収入

原発運動はあるものの、
福島の避難民についてはあまり情報がない・
放射能についても同様・・
と思っていたら
 
たとえば中学生と高校生の二人の子供を持つ30代後半の社員は
妻をいれて4人暮らしです。
私は彼に月額約30万円を払っていましたが、いま彼は
避難先で東電から給料と同額の補償に加えて、
精神的苦痛への慰謝料として一人当たり月10万円、つまり
家族4人で40万円、加えて失業保険で給料の6割の約18万円、
合計88万円を得ています。
ここで私の所に戻って働き始めれば、元の月額30万円に戻ってしまいますから、働かないというのです
 
さもありなん。
だから、避難民が裁判を起こすこともないんだ。
十分な補償をもう受けているのだから。
 
 
もっとあげても当然という声もあるだろうが・・
結果的には働く意欲は削がれた。
まるで声を封じるに十分過ぎる額ではないのか?
穿った見方をすれば・・
放射能の影響でそんなに先は長くないことが分かっているかのよう・・