【社説検証】天皇特例会見 政治利用は明白と産・読 朝・毎は理解を示し擁護 (1/3ページ)

時事通信・朝日・毎日は、民主党シンパ。

これからは、産経と読売しか買わないぞ!

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【社説検証】天皇特例会見 政治利用は明白と産・読 朝・毎は理解を示し擁護 (1/3ページ)
2009.12.21 08:28

中国の習近平国家副主席との会談に臨まれる天皇陛下=15日午前11時00分、皇居・宮殿「竹の間」(代表撮影) 天皇陛下と、来日した中国の習近平国家副主席との会見が特例として急遽(きゅうきょ)設定された。各紙社説を列挙すると、波紋の大きさがわかる。

 天皇陛下と外国要人との会見は、陛下のご体調にも配慮して、1カ月前に申請するルールが厳格に守られてきた。

 今回の会見では、鳩山由紀夫首相の指示や民主党小沢一郎幹事長の働きかけが指摘された。強引な設定には各紙とも厳しい見解を示したが、最大の論点「天皇の政治利用」にあたるかどうかでは、各紙の判断に違いが見られた。

 産経は会見前の12日付で「政治的に利用されている」と議論の口火を切った。そして15日付で、天皇との会見は胡錦濤国家主席の有力後継候補とされる習氏の存在を日本に印象づけたい中国の意向に沿ったものだと論じ、「明らかに天皇の政治利用であり、会見を求める中国の要求をきっぱりと拒否すべきだった」と主権国家のありようを説いた。

 読売、東京も「政治利用」に警鐘を鳴らした。読売は13日付の冒頭で、宮内庁の羽毛田(はけた)信吾長官が、天皇の政治利用に当たる懸念を示したのは「当然」だとし、「天皇が時の政権に利用されたと疑念が持たれることは、厳に慎むべきなのだ。その基本を現政権はわかっていないのではないか」と結んだ。

 東京も、政権が天皇の会見を恣意(しい)的に扱えば「象徴天皇を政治利用することになりかねない」と指摘している。