被害者の心情を踏みにじる東京新聞

青森市立中学二年の葛西りまさん(13)は、今年8月にイジメを苦にして自殺した。青森県黒石市で行われた夏祭りの写真コンテストで、りまさんが被写体だったことを理由に、市長賞授与の決定が取り消された問題で注目を集めたことは記憶に新しい。

no-risuは知らなかったが、この騒動は鎮静化しておらず、ネットで加害者グループ15人及びその親が攻撃を受けているらしい。東京新聞が報じていた。因果応報、ザマミロとしか思わないが、人権派東京新聞様は「ネット私刑はやめよ」とお怒りだ。

確かに、東京新聞の主張にも一理ある。ネットによる攻撃は明らかに一線を越えるものもあり、法治国家として許されない部分は間違い無く存在する。だが、一部の違法行為をもって、ネットによる報復の全てを「私刑」と断じるのは無理があるだろう。

まあ、そのあたりの線引きは難しいが、書き込みの大半は言論の自由の範疇にあると感じる。マスコミ報道を言論の自由の手本にすれば、no-risuがアウトに感じる部分までOKになる。マスコミによる「私刑」の威力や悪質性はネットの比で無い。

さて、法や権利については議論の余地があるとして、当該記事には議論の余地無く「お前が言うな!」と反発したくなる主張が複数確認された。それは次の様なものだ。

1.ネット私刑は、加害者の立ち直りの機会を奪う
2.ネット私刑は、仕返しを望まない遺族の思いを踏みにじっている
3.ネット私刑を見て、自殺した葛西りまさんも悲しんでいる

何とお花畑的で自己中心的な発想だろうか。

「加害者の立ち直りの機会を奪う」とは、加害者が罪を自覚し深く反省していることが前提だ。しかし、記事を寄稿した大西は記者でも専門家でもない。加害者の心情を取材したとは思えず、「反省しているはず」との思い込みで書いた可能性が高い。

だいたい、加害者らはちゃんと罪を償ったのか。事件発生は今年の夏、反省して償うほどの時間は経過していない。罪を償わずして、加害者に立ち直りの権利などあるまい。

また、「遺族は仕返しを望んでいない」というのもオカシイ。悟りを開いた坊さんならいざ知らず、我が子を殺されて仕返しを望まぬ親がどこにいるか。かりに遺族が「望まない」と言っても、言葉の裏に潜む復讐心を推して知るべしだろう。

そして、決定的に腹立たしいのは、自殺した葛西りまさんの心情を主観で代弁していることだ。「ネット私刑にりまさんも悲しんでます」だと?。大西、お前はイタコか霊媒師か。葛西りまさんは、イジメ殺されてなお加害者を恨まぬ聖女なのか。

馬鹿言うな。遺族がネット私刑反対を呼びかけたのならいざ知らず、東京新聞ごときが勝手に心情を代弁するなど言語道断。

被害者と遺族を聖人君子化し、社会に説教するカードに用いるとか、それこそ被害者の心情を踏みにじる行為だ。


ネット私刑について、法的に逸脱した部分を指摘し批判するのは良い。でも、お前らは社会に説教かます以前に他人の心を理解せよ。被害者目線を置き去りに、自分目線の正義や理想で社会に説教垂れるな。これだから人権派はクズなのだ。

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加害者の気持ちを第一に考えるのね。

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死ぬほど虐められたことは、名前も顔も全国に広められ、
死ぬほど虐めた方のプライバシーは守られるのね。

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