安倍総理はそれをしない

かなり昔、チップ文化の国でホテル従業員にチップを渡す方法について、漫画で読んだ記憶がある。単に金を渡すのではなく、より従業員に喜んでもらう渡し方だ。漫画「リザベーションプリーズ!(細野不二彦)」の、「チップの極意」の回だったかな。

それはこんな話だ。

主人公は若い女性のツアコン。あるときアメリカツアー中のホテルで、ツアー客の上品な老女から「チップというものをちゃんとご存じですの?」と問われ、彼女は「もちろん知ってます」と答えた。シロガネーゼ的老女は言った。「じゃあ勝負しましょう」。

勝負の内容は、ホテルの部屋にそれぞれ同額のチップを置いて出かけ、帰ってきたときにベッドメイクや部屋掃除がどうなるかを比べる、というものだ。

結果、彼女の部屋はきれいに清掃・メイクされたが、老女の部屋はさらに念入りかつ丁寧だった。サービス(チップの礼)で置かれたチョコレートの数も、老女の方が多かった。彼女が「本当に同じ金額だったの?」と疑ったところで、老女が種明かしをする。

実は渡し方が違った。適切な場所にチップを置くまでは一緒だったが、老女はある簡単な心配りを追加していた。チップの上に、日本の「折り鶴」を残したのだ。鶴の羽に「Thank you!」と書いて。従業員の感激は想像に難くないだろう。

相手に対する感謝と敬意、それこそ「チップの極意」というわけだ。同漫画で記憶にあるのはこの回だけで、他の話はきれいさっぱり忘れた(笑)。でも言い換えれば、それほどこのエピソードは琴線に触れるものだった、ということでもある。

G20があった中国で、安倍総理がホテル(シェラトン杭州湿地公園リゾート)に書き残した、ある1通のメッセージが話題になっているそうだ。そのメッセージは以下のもの。


「感謝 平成廿八年九月五日 内閣総理大臣 安倍晋三

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メッセージに喜んだホテルは、筆跡から直筆と確認した上でネットに公開し、それを見た中国人も大きな感銘を受けている。no-risuの心も震えた。まさに「チップの極意」、それを日本の総理大臣がリアルにしていたなんて、感激せずにはいられない。

安倍総理の演説は、総理自身の素晴らしい人間性を感じさせることが多い。最近では、オバマ大統領と行った広島での演説が、被爆者・戦争体験者・米軍のみならず、多くの日米の国民を感動させた。

日本には、何故か安倍総理人間性を攻撃する人々が大勢居る。でも、安倍総理はそれをしない。no-risuは安倍晋三総理の人間性が好きだ。人間性の評価とは、他人を貶め相対的に高めるものではなく、自らの人間性を示すことで高まるものだ。

「チップの極意」のエピソードは、数十年経った今も覚えている。きっと、今回のホテルへのメッセージも末永く記憶に留まることだろう。

追記。「チップの極意」ではなく「チップの達人」だった様な気もする。いかんせん古い記憶なので、間違っていたら失礼。




withnews:安倍首相がホテルに残した「感謝」の文字 中国で話題に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160913-00000002-withnews-int
 G20があった中国で、安倍晋三首相がホテルに書き残した1通のメッセージが話題になっています。ホテルの人に向けたと思われる「感謝」という文字。ネット上では、「字が綺麗」「この行動は称賛すべき」など、普段の首相への評判とは違う反応に……。ホテル側も「私たちの仕事が認められ、嬉しく思います」とコメントしています。

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安倍総理を攻撃する人達が、蓮舫を援護している構図

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ニュースで、巨大与党と戦う蓮舫って言ってるけど、
巨大与党って、日本国民が選挙によって選んだ政党なんだけど

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つまり、日本人に敵対しているってことだね

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