反社会的勢力への無警戒さが際立つ

 2014年9月に覚せい剤取締法違反罪などで懲役3年、執行猶予4年の判決を受けた人気デュオ「CHAGE and ASKA」のASKA(57)の精神状態を心配する声が挙がっている。9日に突如公開された本人のものとみられるブログの内容が「錯乱ぎみだ」と物議を醸しているのだ。有名アーティストがクスリに溺れるまでの日々を赤裸々につづったブログ。そこからは、芸能人の心の隙間に巧みにつけ込む反社会的勢力の存在も浮かび上がる。
 ブログによると、ASKAが違法薬物と初めて“接触”したのは、1996年5月にライブ出演のために英国を訪問したときだったという。
 ロンドンのクラブで「エクスタシー」と呼ばれる合成麻薬MDMA」を摂取。その際の様子を「体が軽くなってフワフワとして行く」などとつづっている。
 一方で、ASKAが薬物にのめりこむ一因として明かしたのが、あやしげな連中との交流だ。
 2006年の札幌市の公演では、「漁師」を自称する素性のはっきりしない人物を中学時代からの親友と勘違いして楽屋に招き入れたという。
 その後、同市内の繁華街でこの人物と再会。相手の熱心なアプローチに「私は、こういう押しに弱い」と戸惑いつつも、携帯電話でやり取りするまでになった。
 親交を深めるうちに、その言動などからこの人物が暴力団関係者であることが判明。ただ、その印象を「話は面白いし、気は優しいし、まぁただのよく言う芸能人好きなのかもしれない」と評しており、
反社会的勢力への無警戒さが際立つ。

 10年6月には、大阪で知り合ったという風俗店経営者に違法薬物の入手を依頼。この際に初めて「冷たいの」と称する覚醒剤を使用したとし、その“初体験”を「ゾクッとして髪の毛が逆立つ」「アイテムを得たように強気になった」と明かした。
 その後は坂道を転げ落ちるようにクスリの泥沼にはまっていくASKA。札幌で知り合ったとする暴力団関係者にも「疲れの取れるヤツないかな?」などと覚醒剤を要求するようにまでなっていく。
 暴力団事情に詳しい捜査関係者は「暴力団関係者やその周辺者の中には、クスリを芸能人をはめる道具として使う者がいる」と指摘。「近づいた相手の心の隙間に入り込むのがやつらの常套(じょうとう)手段。ASKAもその餌食になった可能性が高い。弱みを握って興業利権、歌唱印税、物販利権などに食い込むのが狙いだ」と解説する。
 クスリの影響なのか、ブログでは「集団に監視されている」「盗聴盗撮の事実はある」などと常軌を逸した記述も目立つ。揺れる内面を映し出したその内容は、再起の道の険しさをも映し出している。
 現在、ブログは削除されているが、一部報道で家族など関係者が削除したとされたことについて、ASKAとみられる人物が10日付でネット上に、削除は掲載サイト側の判断などと再び書き込んだ。ブログの余波はまだまだ続きそうだ。

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[反社会的勢力への無警戒さが際立つ]

まるで、日本人そのものじゃねぇか

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誰も差別をせず、平等にっていう教育・情報だけを受けてたら
そりゃ、警戒心なんて育たないわ

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