「報道ステーション」 警察官の注意を無視するアナウンサー

16日放送の「報道ステーション」(テレビ朝日系)で、国会前デモの様子を伝えるアナウンサーが、警察官から厳重注意されるハプニングが発生した。

番組では、古舘伊知郎氏が、安保関連法案に対する各勢力の動きを国会議事堂内から伝えていた。

参議院に設置された平和安全法制特別委員会の開催をめぐって、与野党が激しい攻防を続ける中、古舘氏は、国会前でデモを取材していた富川悠太アナウンサーに話を聞こうと中継を繋いだ。

しかし、中継が繋がった途端、国会の外の様子を伝える富川アナに向かって、すぐ隣にいた警察官が「下がって!下がって!」と厳重注意をしたのだ。

そのまま富川アナが実況を続けていると、警察官は「下がりなさい!危ないから下がりなさい!」と注意しながら、取材クルーのマイクに手を伸ばした。

そこで、番組カメラはふたりの姿ではなく、国会前デモに参加する人々の姿を映し出す。しかしその間、富川アナの声は警察官を無視し、一度も途切れることなく、警官隊とデモ参加者がにらみ合う様子を伝え続けていた。

現場中継があらかた終わった後、古舘氏はデモの規模感を尋ねるのみで、警察官から注意されたことについて触れることは一切なかった。

少し修正しています。




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