リスク承知の中国、日中経済関係の重大な「分水嶺」に

 日本企業の中国ビジネスに赤色回転灯が点灯し、サイレン音が鳴り響き始めた。中国の上海海事法院(裁判所)が、商船三井の大型バラ積み船を浙江省の港で差し押さえた問題は、習近平指導部が中国経済への一定のマイナスも承知の上で、歴史問題での対日攻勢に踏み込む覚悟を示したことを意味する。
 中国での商船三井を被告とした訴訟は2010年に約29億2000万円の損害賠償を命じる判決が確定していたが、これに基づく差し押さえを今になって決行したのは、尖閣諸島沖縄県石垣市)問題や日中間の歴史問題で対立する安倍晋三政権への強烈なゆさぶりをかける狙いがある。日本企業が矢面に立たされてしまった現実は深刻だ。
 中国の裁判所は共産党支配下にあって独立性はない。
 戦時中、日本に強制連行されたと主張する“被害者”らから損害賠償請求を起こされている三菱マテリアルなどの日本企業が、中国での判決によって今後は中国国内の工場設備や不動産などの資産を相次ぎ差し押さえられる懸念がある。今後は「強制連行」に加え「慰安婦」だったと称する人や、重慶市など日本軍の爆撃によって民家や家族を失ったなどとする訴訟が林立する恐れも否定できない。
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戦後補償だって。
まるで慰安婦と同じだね。
 
なりふり構わずやってるね~
 
日本企業の資産を差し押さえ。
仕方ないでしょう。
そんなリスクなど計算の上、中国での商機に賭けたのですから。
 
それにしても、中国は日本を挑発することに余念がないね~
 
これは、戦争を仕掛けてくださ~いと言ってるとしか思えない。
 
日本としては、世界に淡々と事実を発表していくだけですね。