過積載、基準の2倍か=復元力が低下―韓国客船事故

 【ソウル時事】韓国南西部・珍島沖で沈没した「セウォル号」の積載貨物量が、傾いた場合の復元力が維持される基準の約2倍だったとみられることが22日、分かった。急旋回が直接の事故原因とみられているが、過積載によって、傾斜すると極めて危険な状態なまま航行していた可能性がある。
 韓国の船舶等級格付け会社が実施した「復元性検査」の資料を入手した野党・新政治民主連合の金瑛録議員が明らかにした。
 「復元性」は、船が傾きに持ちこたえ、元の姿勢に戻れる能力。同社は、セウォル号が2012年10月に日本から売却され、改修がほぼ終わった13年1月に、検査を実施した。
事故当時の積載貨物量は約2000トンと推定されているが、
検査では、復元力を維持するための上限は987トンと評価されていた
 
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そりゃ転覆するわ