佐村河内守(さむらごうち・まもる)氏が別人に作曲してもらっていた問題

 作曲家の佐村河内守(さむらごうち・まもる)氏が別人に作曲してもらっていた問題で、
ゴーストライターをしていた新垣隆氏が5日夕、マスコミ各社にファクスを送り、6日に
都内で記者会見を行うことを発表した。

 新垣氏は「私は佐村河内守氏のゴーストライターを18年間にわたってやっておりました。
その件につきまして、皆さまの前でお詫び申し上げたいと思い、記者会見を開かせて
いただきます」と心境をつづった。

 佐村氏は、マスコミの取材に対し「平成8年(1996年)ごろ、初めての映画の依頼があった」時に、
「半分以上(ゴーストライターに)作ってもらったことがきっかけ」と“別人作曲”のきっかけを語っていた。

 新垣氏はこう語った。
「公表するべきか逡巡しましたが、やはり事実を明らかにして自分もお詫び
しなければならないと思い至りました。このまま事実を伏せ続ければ、
五輪という大きな舞台までもが佐村河内氏の虚構を強化する材料に
されてしまうのではないか、と」

 佐村河内氏は、耳が聞こえないことから“現代のベートーベン”と称され、
メディアでたびたび取り上げられた。昨年3月には東日本大震災の被災地に捧げた
「ピアノのためのレクイエム」が宮城県石巻市で披露され、被災者の感動を誘っていた。
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放送、音楽、出版、
メディアミックス大作戦、
あえなく失敗・・・
 
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これって、すごい教訓だと思う。
 
人間なんて、メディアによって如何様にも感動させたり、できるってことだから。
 
そのくらい頼りないもの。
 
特に日本人は、目上の者や、出自に関わらず、努力と才能を賞賛する。
それが美徳でもあるのに
それを悪用されていることに腹が立つ。
 
 
メディアを利用されることが、日本人にとっては致命傷ってことかも。
 
 
ようやく・・
やっと気づいたことだけど、
それはオセロがひっくり返るよ・・