高橋大輔

フィギュアスケート全日本選手権」(22日、さいたまスーパーアリーナ

 男子フリーが行われ、3大会連続の五輪代表入りを狙った高橋大輔(関大大学院)は、ジャンプのミスが響き252・81点で5位に後退。五輪代表入りは厳しくなった。


 羽生結弦が2連覇を飾り、初の五輪代表に決定。町田樹も2位となり、代表入りが確実となった。残る1枠は3位に入った小塚崇彦と高橋との選考になった。ソチ五輪代表は23日の全日程終了後に発表される。

 悲しげな笑顔の後、グッと涙をこらえた。11月下旬に負傷した右すねの痛みを抱えながらの演技となった高橋は、冒頭の4回転トーループの転倒から、その後のジャンプでもミスが続出。最後のステップでは「転んでもいい。ありったけの力で」と、心を打つ滑りを見せたが、SP4位から順位を落とし5位。五輪代表入りへ、劣勢に立たされた。

 赤く腫れた目で、取材エリアに現れた高橋は「ミスが出る度に、もう終わったかなという気持ちが出た。これが最後の演技になると思った時に、自分自身が情けなかった」と、唇を噛みしめた。

 長年苦楽をともにしてきた長光歌子コーチも、苦しんだ教え子の姿に涙。「正直、あと1週間欲しかった。最後の五輪を決める大会を万全じゃなかったことが残念。でも本当にバンクーバーが終わって、ここまでよく走り続けてくれた」と、覚悟したように話した。
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スケートについて何も分かりません。
高橋大輔のファンでもありません。
 
それでも、この人のスケーティングはずば抜けていると思いますね。
 
 
手から流血しても滑りきったど根性。
足が痛くても4回転にチャレンジするど根性。
 
凄すぎる。。