増え続ける風疹と奇形(矛盾する二つの記事)

 

 NHKなどのマスコミによれば、風疹が猛威をふるい、妊娠中の感染による奇形児が増加しているとのことです。

風疹で胎児障害、11人目…9年前の流行上回る
 風疹にかかった妊婦の胎児に障害が出る「先天性風疹症候群(CRS)」が今月上旬、東京都内で新たに報告されたことがわかった。

 今回の流行が始まった昨年後半から11人目の報告例で、推定3・9万人の風疹患者が出た2004年の10人を上回った。

 風疹患者の増加に歯止めがかからないため、CRSの子どもを持つ親らが17日、国が費用を負担した臨時の予防接種を実施するよう、厚生労働省に申し入れた。

 同省などによると、新たなCRSの患者は今月9日までに東京都へ報告された。同省は近く、11人目の報告例として正式発表する。風疹の患者は昨年後半から増え始め、今年は今月2日までに全国で9408人の患者が報告され、今月中に1万人を超えそうだ。昨年1年間との比較でも、既に4倍近くに上っている。

 患者の8割近くは男性。中心は20~40歳代で、男性全体の8割以上を占める。今年4月時点で34歳以上は自治体の予防接種の対象外だったことなどから、特に患者が多い。子育て世代でもあり、夫が妊婦にうつさないよう、同省などは自主的に予防接種を受けるよう呼びかけている。
(2013年6月18日08時37分 読売新聞)




そして、一番問題とされているのは、奇形児が増えること。まあ、311以降の日本なら常識的ですから、すばらしい会を作ります。(増え始めた奇形とトーチ症候群の立派なパンフレット

 あまりにも立派すぎるホームページで、上記の記事を書きましたところ、Web担当と称する西村さんと言われる方から、次のコメントがつきました。

もうひとつメールをいただいた件ですが、
信じていただけないかもしれませんが、
入会システム、会員サイトも私の友人がボランティアで作成いたしました。
片手間という言葉が正しいかわかりませんが、
業務時間外で時間をつくってもらい作業をしてもらったことは事実です。


まあこのページを見る方が見たら、どの程度の手間がかかっているか・・・

たとえば入会申し込みページこのセキュリティの高さを見ますと、素人ではありませんね。

読者の方から教えていただいた情報です。本日、NHKでこのトーチ症候群について取り上げられました。

風疹患者1万人超え2013年6月18日(火) から
流行を止めてほしい” 国に直訴

成人男性への接種が進まない中、風疹によって子どもに障害が出た親たちが、昨日(17日)厚生労働省を訪れました。

西村麻依子さん
「私の感染源は夫でも家族でもありません。どこからなのか不明です。」

要望を読み上げたのは、神戸市の西村麻依子(にしむら・まいこ)さん。
妊娠中に風疹に感染し、娘の葉七(はな)ちゃんは耳などに障害が出ました。
葉七ちゃんを含め、去年から続く流行で「先天性風疹症候群」と診断された赤ちゃんは、11人に上っています。

西村麻依子さん
「風疹の流行を食い止め、赤ちゃんを守るために国の積極的な対応を求めます。」

西村さんたちは感染の中心になっている大人に無料で予防接種を行うなど、国として積極的に対策をとるよう要望しました。

西村麻依子さん
「今まで生きてきた中で一番苦しい思いだったので、私のような思いをする方がいなくなるよう、皆が(ワクチンを)打てる体制を整えて頂きたい。」


被害者の訴えを国はどう受け止めたのか。
今後の対策について田村厚生労働大臣に問いました。

田村厚生労働相
「他の予防接種、まだ定期接種化されていない予防接種の感染者の数と比較しても、爆発的に多いということではない。
財政的な措置をして他の予防接種の疾病(と比べて)特別な対応というところまではきていない。」


こんなページもあります。たぶん、去年の年末にお子さんが生まれたのでしょう。


 一方・・


妊娠中感染「医師から中絶迫られた…」2013.6.18 22:32
 「風疹はたいしたことない病気といわれるが、赤ちゃんに重い障害が出ると迫られて人工中絶をした人は多いのではないか。そう考えると、風疹は沢山の命を奪っている」

 長女を妊娠中に風疹にかかった神戸市の西村麻依さん(30)は、そう訴える。風疹は、一般的に症状は軽く、後遺症や合併症の危険も低い。それでも感染拡大の防止策が必要なのは、妊娠初期に女性が感染すると、胎児の心臓や聴力などに障害が出る「先天性風疹症候群(CRS)」になる可能性があるからだ。

 西村さんも、医師から「ほぼ100%障害が出るのに、産むなんてとんでもない。私があなたの旦那なら産ませない」とつらい言葉を投げかけられ、中絶を迫られた。病院を変えて産んだ長女には現時点で障害はないが、定期検診は欠かせない。

 感染を拡大させないためには、風疹と診断されたら外出を控えることが必要だ。しかし、ウイルスに感染しても症状が出ない人もいる。また、発疹の出る2~3日前から感染力があるため、自分が風疹だと知らない間に感染を広げている恐れもある。

 そのため、予防接種が最も有効な選択肢となるが、国は成人の予防接種への財政的補助には否定的だ。厚労省は「風疹患者が1万人を超えたといっても、水ぼうそうは年間100万人で、症状も重い。水ぼうそうなどの対策を優先せざるを得ない」としている。


・神戸市で同じ名前、同じ年齢だから、まず上記と同一人物(もしかしたら別人なのかもしれませんが)
・全く同じ日に出た記事なのに、長女には異常がないと書いてある
・医師が異様に堕胎を勧めている。今時こんなムンテラをする医師が本当にいるのか。そもそも、この記事では異常がないと書いてあり、生んで良かったと結んでいるのに、上記の記事では異常があるという。明らかに矛盾している

もしかすると、産経の取材力不足でしょうか。それにしても、中絶を勧められたのに、生んだら異常がなかったという下りが間違っているとすれば、この記事の構成自体がおかしな話になります。一体真実はどこにあるのでしょうか。

 なお、風疹ワクチンは二ヶ月前に品切れ、麻疹・風疹混合ワクチンも今週からは入荷しなくなりました。ワクチンの接種は、どの医療機関でも現在はできない状況です。(在庫があるところを除けば)

2013年03月12日 (火)娘が風疹で障害 お母さんの思い
止まらない風疹の流行。最も懸念されているのは、妊娠中の女性が風疹に感染することで、目や耳、心臓に障害が出る「先天性風疹症候群」の赤ちゃんが生まれることです。去年の秋以降、実際に6人の赤ちゃんが先天性風疹症候群で生まれています。そのうちの1人の赤ちゃんのお母さんが私たちに思いを語ってくれました。
神戸市の西村玄樹さんと麻依子さん夫妻の娘、葉七ちゃん(4か月)です。
去年10月、予定日より1か月半早く生まれた葉七ちゃん。体重は1500グラムで、心臓に穴があり、白内障の疑いがあると診断されました。医師からは、成長するにつれて、耳などに障害が出る可能性もあると言われています。

麻依子さんは、上の子の妊娠中に、検査で風疹の抗体が少ないことが分かりました。
妊娠中は風疹の予防接種を受けられないため、医師から出産後に受けるよう、勧められていました。しかし、予防接種を受けないまま、葉七ちゃんをみごもり、風疹に感染しました。

麻依子さんは「まさか自分がかかると思っていなかったので、危険だとは思いながらもどこかひと事だったと思います。本当だったら元気に生まれたはずなのに、私がワクチンを接種していなかったがために、この子にこういう障害を持たせてしまったという後悔、つらいし、申し訳ない気持ちでいっぱい」と気持ちを語ってくれました。

 麻依子さんは妊娠中に風疹に感染した体験をブログにつづっています。「私が風疹にさえならなければ・・・予防接種さえしていれば・・」。同じ思いで苦しむことがないよう、妊娠を希望する女性に予防接種を受けてほしいと願っています。

「あの人みたいになりたくないと思われてもいいので、風疹の影響を知っていただいて、予防接種を受けてもらいたい。風疹で障害が出る赤ちゃんをなくしたい」と実名で取材や撮影に応じてくれた麻依子さん。その思いが皆さんの心に届きますように。

 難聴よりも、心臓と白内障がある。。。ストーリーが全然違います。なぜでしょう。
-----------------------------------------------------------------------------
 
テレビでこのニュースを見ました。
確か、障害はなかったという結論の方だったと思います。
 
違和感ありありのニュースでしたね。
 
何はともあれ、右向け右のマスゴミ
目下、「風疹」一色。
きっと、一系列の命令系統が出来上がっているんだね。
どこみたって、全く同じことやって、同じこと言うんだから。