1ドル=100円台に 4年1か月ぶり
5月10日 3時9分
9日のニューヨーク
外国為替市場は、
アメリカの景気回復に対する期待が高まったことからドルを買って円を売る動きが強まり、円相場はおよそ4年1か月ぶりに1ドル=100円台まで値下がりしました。
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その数時間前のロイター通信では
アングル:通貨安競争で遠のくドル100円、かすむ緩和インパクト
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4月米雇用統計は市場予想より良好だったものの、米景気減速懸念は払しょくされなかった。再び市場の度肝を抜くような
日銀の追加緩和策も期待しにくいとして、短期的な
円高局面も予想され始めている。
<重くなるクロス円>
「黒田緩和」の印象が相対的に薄れている──
外為どっとコム総研のジェルベズ久美子研究員はそう指摘する。5月に入り、主要中銀による利下げや自国通貨売り介入が続いているためだ。
欧州中央銀行(
ECB)の利下げは市場予想通りだったが、ドラギ総裁は間髪入れず追加緩和の可能性を示唆。オーストラリア準備銀行(RBA、
中央銀行)と
韓国中銀は予想外の利下げを実施した。RBAは声明文で自国通貨が歴史的高水準にあると指摘、緩和策が通貨高を念頭に置いていることを明言している。
さらに、
ニュージーランド準備銀行(
中央銀行)のウィーラー総裁は8日、
ニュージーランド(NZ)ドル売り介入を実施したと言明。中銀が介入を確認したのは1985年の変動相場制移行後で2度目であり、異例の事態を受けてNZドルは急落した。
ジェルベズ氏は「豪中銀の豪ドル高懸念はずっと残っている状態。豪ドル高是正に誘導したいという意向がある限りは、豪ドルの上値はどうしても抑えられる」と指摘。クロス円の上値が重いため、ドル/円を押し上げる要因にはなりえないとみている。
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お恥ずかしながら、経済に全く興味がないのだが
ロイター通信が数時間前に、全く逆の報道をしていることが
興味深い・・