児童施設の部活で体罰、顧問「士気を高めるため」 大阪・高槻

 大阪府高槻市児童自立支援施設大阪市立阿武山学園」で昨年11月、中学3年の男子生徒(14)が部活動の練習中、顧問の男性職員(30)に頬を平手打ちされる体罰を受けていたことが13日、大阪市への取材で分かった。職員は「士気を高めるためにたたいてしまった。申し訳ないことをした」と話しているという。
 
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もうここぞとばかりに、嬉々として「体罰」のキャンペーン中のようだ・・
 
体罰が、いいか悪いかなんて、そんなふうに誘導されることがちゃんちゃら可笑しい。
 
答えなんかあるはずがない。
 
寒い刺激が、花をさかす刺激となることもあれば、花を手折ることにもなるようなことだ。
 
「暴力反対」は正論だ。だから、やっかいだ。
 
しかし、現実において、子供に体罰をして花を咲かせた親も教師など星の数ほどいるであろう。
 
あの天才といわれる耳の聞こえない作曲家でさえ、子供のころ物差しで叩かれながらピアノのおけいこを毎日続けたそうだ。
これで、ピアノを嫌いになる子もいれば、自殺をする子だっているかもしれない。
 
逆に、体罰はしなくとも、何気ない一言で深く傷つくことだって多いものだ。
 
体罰をすべしとは言わないが、教師や親が、過剰に刺激を排除しつつある現代で
さらにそれを助長するような報道を繰り返し全局がすることに、違和感ありありだ。