橋下市長、体罰NO!新成人へ撲滅改めて誓う

橋下市長、体罰NO!新成人へ撲滅改めて誓う

スポーツ報知 1月15日(火)7時4分配信
 大阪市橋下徹市長(43)は14日、大阪市内の各区で開かれた「成人の日記念のつどい」の4か所に参列し、「体罰NO」を訴えた。大阪市立桜宮高2年でバスケットボール部主将の男子生徒(当時17歳)が、顧問の男性教諭(47)から体罰を受けた翌日に自殺した問題で、橋下市長は12日の遺族との対面後に体罰容認とも受け取れる自身のこれまでの発言を撤回したばかり。この日は体罰の撲滅を新成人に改めて訴える“43歳の誓い”となった。

 体罰からの決別をきっぱりと宣言し、晴れ着姿の新成人たちにも訴えかけた。「先日、桜宮高校で残念な事件が起きました。クラブの活動で手を上げるっていうことから最後は生徒が命を落とした」とあいさつの途中で切り出した橋下氏。体罰容認とも取れる発言をしていた自らの反省も込めたスピーチだった。

 「僕自身も(北野高で)ラグビーをやってました。クラブ活動だったら少々頭たたかれたり、ケツ蹴られたり、それくらい仕方ないかなと思ってやってましたけど、これから大阪市ではこういうことは一切禁止。スポーツのクラブ活動において指導で手を上げることは一切禁止する」。市長就任後、初めて参列した成人の日の式典でこう明言した。

 祝いの場にもかかわらず異例の決意表明。それでも、新成人たちは、神妙に耳を傾けた。橋下氏は「皆さんがこれから子どもを産んで、10年先ぐらいかな。大阪市内で子どもを学校に入れて、クラブ活動をさせるようになった時に、勝つためにとか、上を目指すために少々厳しい指導があっても仕方ないんだなって思わないように」と続け、体罰を容認する風潮を若い世代から変えていくことの必要性を強調した。

 話は体罰だけにとどまらず、学校の部活動での独特の“慣習”にも及んだ。真夏に水を飲まさない、日陰にも入らせない…と例を枚挙し「そのような練習は、世界から見ると不合理で不効率で、すごい不思議な世界らしいです。日本は先進国だと言っておきながら、クラブ活動はものすっごい後進国らしい」と指摘した。

 昨年の大津市いじめ自殺問題に絡み「卑怯なことは絶対やってはいけない。やった時はぶちのめす、というくらいの姿勢が必要だと思う」と、いじめの加害生徒に対する教師の“鉄拳制裁”を容認する姿勢を示したこともあった橋下氏だが、この日は、あいさつの半分以上の時間を割いて一変させた考えを披露。「スポーツをするのに、手を上げたところで能力は伸びない」と断言し、「体罰撲滅」への取り組みへの決意を新成人たちに約束する形となった。
 
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橋下市長が「体罰NO」と言うのなら、きっと体罰は悪いものではないと確信しますね。
 
叩かれた子供以上に傷みを覚えるほどの知者であれば・。
 
なんでもかんでも「体罰」とひとくくりにする単純バカ。
 
津波で生き延びた子供達は「てんでんこ」という教えを胸に逃げた。
言い換えれば、自己中だ。
自己中でさえ、いい時があるのだ。