中国、連日有害物質含んだ濃霧 呼吸器系疾患が急増

中国、連日有害物質含んだ濃霧 呼吸器系疾患が急増

2013.1.13 00:54
http://sankei.jp.msn.com/images/news/130113/chn13011300560001-n1.jpg
大気汚染で日中でも見通しが悪い北京市内の道路=12日(共同)
 中国各都市で連日、有害物質を含んだ霧が立ち込めている。12日付の中国紙によると、北京市の大気汚染を調べる全ての観測地点で、6段階の大気汚染指数で最悪の「深刻な汚染」を記録した。病院では呼吸器系疾患の外来患者が急増、市当局は住民に外出を控えるよう呼び掛けた。
 北京市は12日も朝から濃霧となり、数百メートル先のビルがかすんで見えない状態。中国メディアによると、河北、河南、湖北3省や天津市でも霧が立ち込め、深刻な大気汚染が続いている。
 専門家によると、霧には多くの有害物質のほか病原菌も付着。気管支炎やのどの炎症、結膜炎などのほか、お年寄りや疾患を抱えた人だと高血圧や脳疾患を誘発する危険があると指摘した。
 北京市の小中学校は11日に体育など戸外活動を中止。外出する際は交通機関を利用するなどした上マスクを着用するようメディアを通じて呼び掛けた。(共同)
 
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近隣諸国と領土問題を抱える国とは、やはり
自国内にもっと大きな問題を抱えるものかもしれない。