中国共産党化する民主党

中国共産党化する民主党
2010年01月22日09時16分 / 提供:山内康一の「蟷螂(とうろう)の斧」

政治評論家の森田実さんが旧知の民主党議員から聞いた話として、次のようなコメントが紹介されていました

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いつも小沢一郎幹事長関係者に監視されているような感じがします。
マスコミとの接触は幹事長室に届けなければなりません。
有志の会合も届け出制です。党内には各所に密告者がいます。
小沢さんを公然と批判したことが知れたら粛清されるおそれがあります。
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マスコミとの接触が制限され、幹事長を批判すると密告され粛清されるのでは、民主党内には、憲法で保障された「言論の自由」がないことになります。有志の会合も届け出が必要というのでは「集会の自由」もないことになります。

そして「密告者」がいて「粛清」される恐怖に脅えているのでは、独裁政権下の一般市民のような立場にあるといえるでしょう。とても先進民主主義国の政党の雰囲気とはいえません。

小沢幹事長(=党書記長)の民主党は、中国共産党的な政党になりました。小沢さんが143人もの議員団を連れて中国共産党にごあいさつに行くのも、何となく理解できます。親近感が強いのでしょう。

いまの小沢専制のもとで沈黙している民主党議員には明日はないでしょう。いま声をあげて、小沢幹事長を批判する勇気ある民主党議員がいて、その議員が粛清されてしまって、民主党内に居場所がなくなってしまったら、みんなの党リクルートしたいくらいです。