ハルノートって何?

日本は戦争回避のために行っていた日米交渉の途中で突然、
国務長官コーデル・ハルから突きつけられた文書
ハル・ノート」(日米協定基礎概要案)。

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●11月26日、ルーズベルトとハルは
「日本に奇襲攻撃をやらせた方が、アメリカ世論を燃え上がらせるのに都合がよいではないか」
という意見で同調した。

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「ハル公文はアメリカ当局の予想によれば、交渉が決裂して戦争になるとして万事を準備したのち、日本側の受諾せざることを予期したものであって、日本に全面降伏か戦争かを選択せしめんとしたものである」。
櫻井よしこ
GHQ作成の情報操作書「眞相箱」の呪縛を解く」》

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「長年における日本の犠牲を全然無視し、極東における大国の地位を捨てよ、と。これは国家的な自殺に等しい。最早や立ち上がる外ない」。

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ハルノート」は、要するに明治以降の日本の大陸における一切の権益を全部放棄して、4つの島に引っ込めということだった。
もしもこんな言い分が通るとすれば、アメリカもハワイやカリフォルニア・ニューメキシコ・テキサスなどを返して、東部13州に戻りなさいということになる。これは当時の日本の国家の解体を意味する。外交交渉を続けていたのに、いきなり国家を解体せよと言われて「はい、そうします」と返事する国があるとは思えない。
谷沢永一
 「拝啓韓国、中国、ロシア、アメリカ合衆国殿」》

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ところがルーズベルトは話し合いの場に出てこず、ハルが代わりに出てきた。そしてのらりくらりとするばかり。その後、ハルノートを突きつける。
→日本にとっては寝耳に水、予想もしていなかった。座して死を待つか、一戦を挑むか。二者択一だった。
中條高徳 出典不明》

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ハルノートは外交史上稀に見る挑発で、東條内閣の全閣僚が「自存自衛のため」と開戦を同意した。ちなみに自衛のための先制攻撃を加えることは、国際法上許される。
       《平川祐弘 諸君!2006/8月号》

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全く、知らないことばかり!!

それでも、生き残ることができた私達は、
未来志向でいくだろうね。

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アメリカ人を恨むことも、日本軍を恨むこともない。
ご先祖様が人柱となって、今を支えてくれていることに
感謝することしかできないもの。

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ただ、ハルノートの存在も知らなかったことは、
日本人として情けないことね・・。

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