沖縄2紙が沈黙した理由

米軍が事件を起こすと、沖縄メディアは素早く嗅ぎ付け執拗に批判する。同種事件を沖縄県民が起こしても、発生件数・発生率は沖縄県民の方が高くても、県民の事案について批判的な社説やコラムを書くことはない。でも、米軍及び関係者には容赦無い。

8月28日、兵士ではないが、米軍基地で働く男(47)がひき逃げ事件で逮捕された。

男は、自ら運転する車で軽自動車に衝突し、30代女性に重傷を負わせて逃走したが、目撃証言とナンバーから事件後十日に捕まった。「ケガをさせたとは思わなかった(=だからひき逃げではない)」などとと言い訳しているらしい。典型的なクズ野郎だ。

さて、この事件を最初に目にしたのは、沖縄タイムスでも琉球新報でもなく産経新聞だった。そして、産経新聞が最初で最後だった。あくまでweb版だが、沖縄タイムス琉球新報も、この米軍関係者の起こした悪質なひき逃げ事件を報じていなかった。

本件について、沖縄2紙が無視するなど通常は考えられないことだ。米兵でなく米軍属だろうと、米軍絡みの不祥事は徹底的に晒しあげるのが彼らの報道スタンスである。元関係者に対しても、「基地が無ければ起こらなかった」と糾弾する連中だ。

7月24日、米兵が飲酒運転で追突事故を起こした。被害者は軽傷だった。6月に起きた同様の事故では二人に重軽傷を負わせ、翁長が県として正式に米軍に抗議までした。どちらの件も、沖縄メディアは大きく報じ、プロ市民らは抗議行動を行った。

2014年12月には、まさしく同種のひき逃げ事件が発生した。犯人は米兵で、67歳男性のバイクにぶつけ、男性は一時意識不明の重体、「怖くなって逃げた」が県警の努力により逮捕・起訴された。この事件について、沖縄2紙は徹底的に報じていた。

数年前の同種事件は大々的に報じておきながら、どうして今回は無視なのか。今回の事件は飲酒運転ではないが、悪質性の高いひき逃げ、しかも被害者女性は重傷だ。沖縄2紙がこれを無視したことに合理的理由があると思えない。なぜだ。

なんてね(笑)。

沖縄2紙が沈黙した理由は分かっている。産経の記事を抜粋しよう。

 沖縄県警うるま署は28日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、自称・在沖縄米軍雇用員、謝花喜輝容疑者(47)を逮捕した。「けがをさせた意識はなかった」と供述、容疑を一部否認している。

そう、沖縄2紙が無視した理由は、犯人がアメリカ人ではいからだ。米軍絡みの事件・事故の報道において、犯人は常にアメリカ人である。米軍施設で働く県民も大勢いて、一定数の事件・事故は起きているはずなのに、それらは報道されない。

県民の事件・事故だって、反基地メディアの主張に沿えば「基地があるせいで発生した」ことになるが、沖縄メディアは無視する。米軍を悪役に仕立て、基地と県民の対立を煽りたい沖縄メディアにとって、県民の不祥事を報道してもデメリットしかない。

要は不都合だから隠蔽する。本件は特別ではなく、連中の常套手段だ。

反基地プロ市民のババアが指先を切れば、救急車を呼んで「機動隊の暴力的過剰警備」などと喚き散らすくせに、プロ市民が防衛局職員に集団で襲いかかり、さらに連中の巣(違法テント)に拉致して暴行しても、沖縄メディアは絶対に批判しない。

8月29日、防衛局は県警に被害届を提出した。しかし、犯行を間近で見ていた沖縄メディアだが、反対派市民の野蛮な暴力を批判することは無かった。あくまで、「非暴力を貫く平和市民」VS「暴力的に工事を強行する国」でなければならいからだ。

相変わらず、沖縄メディアら反基地オール沖縄連中は腐りきっている。沖縄は森も海も空も美しいから、奴らの汚さが余計に際立つ。たぶん、それは沖縄より本土から眺めた方が良く分かる。




産経:米軍雇用員、ひき逃げ容疑 沖縄県警逮捕 30代女性、肋骨を折る重傷
http://www.sankei.com/affairs/news/160829/afr1608290007-n1.html
" 沖縄県警うるま署は28日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、自称・在沖縄米軍雇用員、謝花喜輝容疑者(47)を逮捕した。「けがをさせた意識はなかった」と供述、容疑を一部否認している。
 逮捕容疑は、今月19日午前9時40分ごろ、うるま市の商業施設の駐車場から乗用車で県道に入ろうとした際、走行中の軽乗用車と衝突、逃走したとしている。軽乗用車を運転していた30代女性が、肋骨を折る重傷を負った。
 乗用車のナンバーの目撃情報などから、うるま署が謝花容疑者を割り出した。"

http://norisu415.blog.fc2.com/
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「非暴力を貫く日本国」VS「暴力的に工事を妨害する沖縄市民」

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事実は小説より奇なり・・

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