「南京大虐殺」など記憶遺産登録か…世界が騙される危険性

国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に、中国が申請した
捏造された「南京大虐殺文書」と「慰安婦に関する資料」が登録される可能性が出ている。

いずれの資料も中身が不透明で、日本政府は中国やユネスコ事務局に懸念を伝えている。

新華社通信によると、「南京大虐殺の文書」は、1947年に南京軍事法廷(当時の国民党
政府が設置)が旧日本軍関係者を戦犯として裁いた判決書などを含む。判決書は、南京事件
犠牲者数を「30万人以上」と記述している。当時の南京の人口動態などから、この数字は
実態とかけ離れていると考えられるのに、文書が記憶遺産になれば、中国側のウソに
「世界が騙される」形になりかねない。