朝鮮人徴用工の給与明細は50円、巡査の初任給は総額45円、一等水兵は30円でした。
労働と給与の実態
日本と朝鮮の9割は農業に従事していたので、農地の耕作をしていた人を徴用して働かせる事になる。
因みに総支給額が1万3千円ほどで、控除が8千円もあって、手取りが5千円である。
控除の中身は健康保険、年金、貯金、寄宿舎料、所得税、生命保険、町民税など非常に多岐に渡っている。
貯金が1500円以上あるので、これを手取りに含めると6500円だった事になる。
徴用は日給制なので5000円は恐らく26日間働いた月で、20日しか働かないと4000円以下になる。
これは昭和20年でどのくらいの金額だったのだろうか。
上に挙げた数字はよく見ると間違っている 事に、目ざとい人は気づいたと思います。
ネットの資料では日本の巡査初任給が45円だったと書かれていて、手取り5000円はありえない。
当時は「円」の他に「銭」という通貨も流通していて1円が100銭だったので、下2桁は銭を現し小数点を省略していました。
朝鮮人徴用で支払われる給与は、手取りで巡査や一等水兵と同じくらいだったと分かります。
さらに意外な事に週休2日のペースで休んでいて、職場によっても違うが炭鉱では月22日労働だったようです。
工場でも週1日の休みはあり、体調が悪いなどの理由で休めたので、皆勤賞を受け取っている人はほとんど居ません。
労働の内容としても、当時の農業や炭鉱と比べて組織化が進んでいて楽だったのが実体で、農業の方が過酷でした。
どうも戦前の労働が過酷だったというのは映画やドラマの影響が大きいように感じ、とくに「月月火水木金金」の標語のイメージが強い。
当たり前だが終戦前の一時期を除いて、日本の会社や工場には休日があった。
徴用は稼げるし仕事が楽だというので、むしろ朝鮮人のほうから希望したのでした。
昭和20年になると米軍による本土空襲で労働環境が悪化したが、それは米軍のせいで日本のせいではない。
徴用は世界の全ての国でしている
日本は戦時中に生産力を確保する為、国民に労働義務を課し報酬を支払った。
国民総動員体制によって健康な若者は徴兵に行き、兵役に行かない者は徴用されて工場などで働いた。
問題の朝鮮人は韓国併合によって日本人になり、日本人としての徴兵と徴用が行われたが、朝鮮人が望んでそうしたのである。
韓国併合から暫くは「朝鮮人は日本人ではない」という区別が厳格に存在し、朝鮮人は日本に渡航する事も兵士になる事もできなかった。
朝鮮側からは「日本人と同じ待遇にしろ」という要求があり、公務員・兵士・など徐々に門戸が開かれた。
士官学校には朝鮮人の入校が認められなかったし、朝鮮人への徴兵が行われたのは大戦末期になってからだった。 朝鮮人は1944年、昭和19年まで徴兵・徴用ともに免除されていたが、9月になってやっと適用された。
元々は「朝鮮人を日本人と同じに扱え」という朝鮮側の要求に応じたもので、何ら強制していない。
戦時下に自国民に労働義務を貸すのはアメリカ、イギリス、ソ連など全ての連合軍が行い、徴兵も行っていた。
アメリカのハワイ諸島などは「強制的に併合した」経緯があるが、本土民と同じように徴兵している。 そして韓国は現在、自国民に強制労働の義務と徴兵を課している。
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もうすぐお帰りになるのですよね。
日本がいかに優しかったか実感するんでしょうね
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