粘着テープで補修して走る韓国版新幹線 まさかの・・・逆走まで!

4月1日、韓国南部にある光州松汀駅は華やかなムードに包まれていた。8兆3000億ウォンを投じた韓国高速鉄道「KTX」の湖南高速本線がめでたく開通したのだ。これで、ソウルと光州が約1時間半で結ばれることになる。
 開通式には、マレーシア・陸上公共交通委員会(SPAD)のサイド・ハミド議長の姿があった。韓国は、マレーシアとシンガポールを結ぶ高速鉄道事業の受注を狙っている。韓国・文化放送によると、開通式に出席し、KTXに試乗した朴槿恵大統領は「世界最高水準の韓国の高速鉄道技術と運営経験を世界に輸出しよう」とアピールしたという。

ところが、実際に運行を開始した翌2日、早くもトラブルが発生。ソウル・龍山発光州行きのKTX515号で、先頭車両のウォッシャー液の注入口の蓋が閉まらなくなり、「世界最高水準」の技術に文字通り水を差してしまった。
 問題はこの先だ。閉まらなくなった蓋を修理するために、韓国鉄道公社(KORAIL)が用意したのは、なんと粘着テープ。確かに、粘着テープはどんなものでも強力に固定してくれる便利グッズだ。しかし、開業初日の高速鉄道の車両が、テープで無造作に補修されて走行するさまは、まるでデビュー戦から満身創痍(そうい)という、なんとも締まらない結果となった。
 最高速度300キロを誇るKTXだが、聯合ニュースによると、さすがに190~230キロに速度を落として運行したらしい。それでも、粘着テープがスピードに耐えられずにはがれてしまい、途中駅で張り替えるというドタバタぶりを露呈。結局、目的地には17分遅れで到着した。


まさかの“逆走”事件も
 いきなり出だしから、朴大統領が世界に売り込もうとする、「世界最高水準」の実態をまざまざと見せつけてくれたKTXだが、その後もダメを押すかのようにトラブルが続く。

4月4日には、まさかの“逆走”事件が発生した。中央日報によると、同日午後3時ごろ、益山~公州間で線路の電気供給が停止。この影響で、木浦発龍山行きのKTX516号が立ち往生するなど、3本の列車に8~33分の遅れが出た。この際、KTX516号は最寄りの益山駅までの約1キロ、バックで戻る羽目に。記事は停電の原因について「カササギが電線の上に巣作りをしていたが、材料となる枝がぬれていて電線とショートを起こしたためだ」と伝えた。
 この日午前9時50分ごろには、KTX511号が信号装置の異常で緊急停止。だが、運悪く停車した場所が橋の上だったため、乗客から不安を訴える声が相次いだという。

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これは報道しないのかな~

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怖い


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オリンピック、見に行きたくないね


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