韓国のベトナム大虐殺を告発する 歴史を悪用する報い

慰安婦問題で日本を執拗(しつよう)に攻撃する韓国だが、彼らの歴史は他国を一方的に断罪できるほど道徳的な高みに立つものなのか
 
ベトナム戦争に出兵した韓国軍による住民虐殺について現地で調査した北岡俊明・北岡正敏両氏のリポートを読めば、その答えは明らかだ。北岡氏らが現地で目にしたのは、虐殺された住民ら一人一人の名前を記した慰霊碑や、虐殺の模様を描いた壁画など無数のモニュメントだった。1桁の年齢が並ぶ犠牲者の慰霊碑には言葉を失う。
 
 東京基督教大学教授の西岡力氏の「真の敵-『慰安婦』で蠢(うごめ)く反『日米韓』勢力」は、その韓国軍の虐殺行為を韓国内で告発している団体が慰安婦問題で日米韓の分断を謀る親北朝鮮勢力であることを明らかにしている
 
日本はそうしたもくろみは意識すべきだが、彼らの扇動に乗せられてきた韓国にとっては、どれだけ“ベトナム”で国際的非難を浴びても自業自得なのだ。
 
 歴史の捏造(ねつぞう)にうつつを抜かすと真実を忘れて恥をさらすことになる、という見本が中国だ
平成10年に来日した江沢民・中国国家主席(当時)は、宮中晩餐(ばんさん)会に中山服(人民服の一種)姿で臨んで物議を醸した。天皇陛下への答礼で歴史問題を持ち出してわが国を誹謗(ひぼう)した江氏が標準的礼服を着用しなかった意図は明らかだが、中山服のルーツを知れば「引き破ったかもしれない」と近現代史研究家、田中秀雄氏は指摘する(「日本を戦争に引きずり込んだ中国の卑劣挑発」)。中山服の考案者は、憎いはずの日本陸軍の将校だったのだ。(小島新一)
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大きなブーメランですねー