「野依氏は辞めるべきだ」“ミスター文部省”寺脇氏が理研にモノ申す

 新型万能細胞「STAP細胞」の論文不正問題で、文部科学省の元キャリア官僚が怒りの声を上げた。でたらめな論文を世に出した理化学研究所(神戸)の野依(のより)良治理事長(75)に、「トップの責任が問われるのは当然」と辞任勧告を突きつけたのだ。理研監督官庁である文科省の関係者から飛び出した痛烈批判に、ノーベル賞受賞の大科学者はどうこたえるのか。

 筆頭著者の理研・小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダー(30)に続き、上司で論文作成の「キーマン」とされた理研発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹(52)も会見内容が批判を浴びるなど、収束にはほど遠いSTAP騒動。

 科学界全体の信頼を揺るがす事態に、「日本の科学に対する重大な不信感を与えた。私が知る限りでは最大の科学スキャンダルだ」とメスを入れるのは、かつて「ミスター文部省」と呼ばれた名物官僚出身の寺脇研氏(61)だ。

 寺脇氏は、東京大法学部卒業後、旧文部省に入省。2006年に退官するまで、文科省大臣官房審議官や同官房広報調整官などを歴任し、“ゆとり教育”で物議を醸したが一貫して教育改革に力を注いだ。現在、京都造形大教授。

 理研監督官庁で現役時代、複数の科学者と付き合った経験から、「不完全な論文を世に出した理研の責任はまぬがれない」と寺脇氏は指摘する。そのトップに君臨する野依理事長の進退にも言及した。

 「あれほど大々的に論文を発表しながら、わずか1カ月で引っ込めるなんてお粗末の一語に尽きる。問題の処理の仕方を見ていると、組織の長としての見識と能力を疑う。粉飾決算を科学の世界でやったようなものなのだから、トップである野依氏が責任を取って辞めるべきだ」(寺脇氏)
 
 
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ほら~
やっぱり、きたよ。
 
「小保方氏vs理研」じゃなくて、「小保方氏vsノーベル学者野依氏」。
 
 
野依氏は、頭を下げて謝罪したにも関わらず、責任をどうとるのかだって。
 
国民に刺させようとしているのだ。
 
日本の国宝を。
 
発言者は、元国家公務員ね。
全く抜かりないね~
 
 
こんな弾があるとはね。
寺脇 研(てらわき けん、1952年7月13日 - )は元文部省官僚。映画評論家。京都造形芸術大学芸術学部マンガ学科教授。コリア国際学園理事。官僚時代にはゆとり教育の広報を担った。福岡県福岡市出身。