独り言

終戦直後。GHQは、ローマ字でもなく、簡体文字でもなく、使用する漢字の数を制限する事で、自分たちはもちろん、日本人の言語的負担を軽減する施策を行いました。これが<当用漢字>の導入です。<当用>というのは<とりあえず、当面>という意味ですから、行く行くは、更なる漢字制限で、日本語を簡便なものにしようと考えたのでしょう。
 
しかし、占領政策が終わってみれば、日本人はより高度な文字表現を求め<常用漢字>という、もっと多くの漢字が使える方向に進んで行きます。ということで、敗戦国日本は、日本語をやめにして英語を公用語にするとの懸念はなくなった訳ですね
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こんなに日本語を壊そうとしたんだね。
 
言語的負担だって。
よく言うよね。
ただの「規制」じゃない。
 
日本人は英語が苦手と言われるが、
それは、日本人が英語を受け入れなかったことでもある。
 
いやいや・・
日本人だけれど・・
もっと根本的な日本語がはねつけた・・という感じではなかろうか。
 
 
日本人として思考できるために
日本語に張られた結界。
 
A級戦犯にされようと、アメリカの占領下になろうと
古代より引き継がれて、守られてきたものがあるような気がしてならない。