２５日午前の上海株式市場は
中国経済への先行き懸念から幅広い銘柄に売り注文が殺到し、代表的な
株価指数である総合指数は前日比で３・８０％安の１８８８・６８と、１９００の大台を割り込んだ。
これを受けて２５日の東京株式市場は午後の取引で売りが優勢となり、
日経平均株価（２２５種）は一時１万３０００円を割り込んだ。世界的な株安を誘う可能性がある。
上海株式市場の総合指数は２４日に前週末比５・３０％安の１９６３・２３と、２０００を割り込み、今年の最安値を記録。ニューヨーク株式市場の大幅な株安を誘った。
短期金利が急上昇するなど金融市場が動揺しているにもかかわらず、
中国人民銀行（
中央銀行）が金融緩和や資金供給に消極的な姿勢を示したことから景気の先行きに不安が広がった。（共同）
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