日本は中国において最大の援助国

そもそも、日本は現在に至るまで中国に対して最大の援助国であり、これは誰も否定できない事実である。
 
1979年以降、日本は中国において最大の援助国となり、日本においても中国は最も援助した国家となっている。
 
中国が受けた援助の内66.9%は日本からのものであり、その総額は2兆7千億円を越える。
 
また、北京の地下鉄や国際空港、4600kmに及ぶ鉄道網の電化工事、中国470ヶ所に及ぶ大型湾港の整備なども日本からの円借款によって行われたものである。
 
なぜ日本政府が中国を最も援助したのかと言えば、日本の安全と繁栄の為には国際平和、特にアジアの繁栄と安定こそが重要であり、隣国である中国が改革開放を行い中国社会が安定すればと願ったからである。
 
1979年に日本の首相が中国に来た際、中国ではちょうど改革開放を行っている最中であった。
 
そして日本の首相は中国の近代化に向けて可能な限り協力すると表明し、それ以降日本から政府開発援助が行われるようになったのだ。
 
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日本は、近隣諸国との平和と安定した繁栄を願っているだけ。