韓国紙また妄言「原爆は神の罰」 非戦闘員の無差別殺傷も支持

韓国紙また妄言「原爆は神の罰」 非戦闘員の無差別殺傷も支持
2013.05.23
 

常軌を逸した記述が目立つ中央日報のコラム(同紙日本語版ウェブサイトから)【拡大】
 韓国メディアがまた暴走した。韓国紙「中央日報」が、日本への原爆投下を「(神の)懲罰」だとするコラムを掲載したのだ。在韓国日本大使館は22日、同紙に抗議した。アベノミクスの影響で韓国経済は崖っぷちにあるが、20万人以上の犠牲者を出した原爆投下まで反日の材料にするとは、どういう神経なのか。

 問題のコラムは20日付で、金●(=王へんににてんしんにゅうの進)(キム・ジン)論説委員が執筆。安倍晋三首相が被災地視察で航空自衛隊松島基地を訪問した際、操縦席に座った空自機の番号が「731」だったことを取り上げ、旧日本陸軍の細菌戦部隊と同一だとして非難し、日本の反省が足りないと主張する内容だ。

 さらに、大規模空襲や原爆投下を神による「過酷な刑罰」としたうえで、第2次大戦末期のドイツ・ドレスデンへの空襲を「ユダヤ人の復讐だ」、広島、長崎への原爆投下は「日本軍国主義へのアジア人の復讐だった」と主張。非戦闘員への無警告、無差別の大規模殺傷という事実も「国家を改造して歴史を変えた」と支持している。

 コラムは「日本への“仕置き”が足りないと判断するのも神の自由だ」と日本への軍事攻撃を肯定する主張で締めくくられている。

 広島への原爆投下では約3万人もの韓国人が亡くなったとされるが、金論説委員は同胞の犠牲も肯定するのか。

 国際政治学者の藤井厳喜氏は「とんでもない発言だ。フーバー元米大統領の回想録『裏切られた自由』には、原爆投下について『米国の歴史に傷を付けた』という記述がある。良心的な米国人の中にも反省の声が出てきている。韓国は経済も政治も行き詰まり、日本をたたいて憂さを晴らしているのではないか。それがあの国の文化だ。これでは世界中からあきれられる」と語っている。
 
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