円安が進むと原材料や原油など値上がりが心配な方へ

円安が進むと原材料や原油など輸入品の値上がりなどマイナス面を強調する声も出るが、「トータルではプラスの効果の方が大きい」(嘉悦大の高橋洋一教授)といい、日本経済を良くするのは円安だ。

 日本の輸出産業復活で最も困るのは韓国のライバル企業だ。すでに数字に表れており、LG電子は13年1~3月期決算で赤字に転落、現代自動車や鉄鋼大手のポスコもウォン高を背景に減益に見舞われるなど、サムスン電子を除いて総崩れの状態になっている。

 中国経済にとっても、円安を背景に、日本の製造業の国内回帰や中国離れが進むことが予想されるほか、中国の輸出産業も痛手をこうむることになる。

 過去の日本が行ってきた為替介入と異なり、デフレ脱却のための金融緩和の結果として円安が進んでいるため、為替操作批判も的外れだ。

 4月中旬にワシントンで開かれた20カ国・地域(G20)財務相中央銀行総裁会議でも日銀の大規模な金融緩和策を容認する内容の声明が採択された。
 
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好調な日本経済。明るい光が見えてきたようだ。
それでも、ガソリンが上がったり、輸入品が値上がりしたら、困る・・と思うのが当然だ。
 
・・だが、そんな目先の欲望が、現実としてあった民主党政権で何が起こっていたか考えたい。
 
確かに、物価は安かった。
ファーストフードは値下げ競争をした。
ユニクロという安い服も出回った。
 
それはそれで、存在意義はあるだろうが
それがスタンダードとなるような国を理想とするのであろうか。
 
その間に、元安を武器に、世界の経済を席巻した中国。
彼等は、高級服を身にまとい、日本で電化製品を好きなだけ買っていく。
 
日本は、安い服を着て、電化製品にも手が出ない・・・
 
頼るのは、中国の買い物観光客だけ。
店では、中国語のアナウンスと、中国語の広告・・。
 
よく見かける光景となってしまった・・
 
なぜか、円安のデメリットを叫ぶコメンテーターは、少なくない。
一体、誰のために日本で発信しているんだろう・・?