フェリスや立教女学院 白百合 伊藤博文暗殺犯を“英雄扱い”

観入試問題 フェリスや立教女学院 伊藤博文暗殺犯を“英雄扱い”

 歴史教科書の自虐史観反日史観が取り沙汰されるなか、有名私立中学・高校の入試問題にも同様の傾向が見られることが、安倍晋三首相も出席した衆院予算委員会で取り上げられた。この問題を追及した自民党西川京子衆院議員は「幼気な小学生が、自虐史観に満ちた過去問題を一生懸命勉強している。これは、教科書以上に大きな問題だ」と訴えている。

 衝撃の指摘は、教育をテーマに行われた10日の同委員会で、西川氏がパネルを使って指摘した。まず、横浜にあるフェリス女学院中学校・高校の2008年入試問題には、こう書かれていた。

 《安重根は、ある日本人を暗殺して処刑されました。韓国では、彼は国のために戦った人物として知られています。彼が暗殺した日本人は、朝鮮支配のために置かれた役所の最初の責任者でしたが、この日本人とは誰のことですか》

 答えは、初代内閣総理大臣で韓国統監だった伊藤博文だ。ただし、伊藤は1909年に韓国併合閣議決定された後も早期併合に反対し、韓国に同情を寄せていた。その伊藤を暗殺した安重根は殺人犯・テロリストだが、西川氏は同委員会で「あたかも英雄のような、書き方をしている」と問題視した。

 同じパネルには、東京・杉並の立教女学院中学校・高校の11年入試も取り上げられ、次のような質問が記されていた。

 《1937年から本格的に日中戦争が始まりました。この年の12月に、日本は当時の中国の首都を占領し、多くの中国人を殺害しました…》

 南京大虐殺についての記述だが、最近では、これが中国側による戦時プロパガンダで、事実と異なるという見解も根強い。そもそも、中国政府が当初主張した被害者数は2万人だったが、現在では30万人まで膨張している。ちなみに、当時の南京市の人口は約20万人とされる。

 こうした入試問題の実態を指摘され、下村博文文科相は「憂慮すべきことがある。客観的な学問的成果に基づき、正しく学び、誇りを持った日本人としてのアイデンティティーが確立されることが重要だ」と答弁した。

 夕刊フジで両校に問い合わせたところ、フェリス女学院中学校・高校は「入試問題に関するお答えはできない」と返答。立教女学院中学校・高校は「検定教科書の内容から作問しており、指導要領から逸脱したものとは考えていない。特に意図したものではない」と回答した。

 もし、日本や日本人をおとしめる自虐史観反日史観による教育が子供たちに行われるとすれば、わが国を内側からむしばみ、壊しかねない。

 西川氏は「こうした教育を受けた日本人は、中国や韓国から間違った歴史を押し付けられても、反論できなくなる。1日も早い教育の立て直しが必要だ」と警告した。 (安積明子)
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私立の教育って大金を払ってこんなものか・・
フェリスも立教も白百合に通っていりる子が可哀想。