反撃しかできない日本にロックオンした中国

中国政府は悪びれる様子もない。逆に2月8日、中国外務省の華春瑩(か・しゅんえい)副報道局長は、レーダー照射は射撃管制でなく監視用レーダーだったと反論。「日本はありもしないことを捏造(ねつぞう)し、中国の脅威を喧伝(けんでん)している」と、逆ギレする始末だ。
いったい、中国は何を考えて、こんな危険な“火遊び”を日本に仕掛けてくるのか?
「レーダー照射したジャンウェイ2級フリゲート艦は、東シナ海を担当する東海艦隊の所属で、その本拠は浙江(せっこう)省の寧波(ニンポー)です。その寧波の共産党幹部党員がこのフリゲート艦に乗り込んでいたとされています。その事実を考えると、レーダー照射は現場の跳ねっ返りがしでかしたことではない。もっと上部からの指令によるもので、なんらかの政治的思惑が絡んでいたと考えられるのです」(世良氏)
その政治的思惑とは?
「中国側はレーダーを照射することで、海自艦が尖閣の海域から立ち退くというリアクションを期待していたのでは? たとえレーダー照射が準軍事行動にあたるとはいえ、専守防衛自衛隊は実際に攻撃を受けないかぎり、反撃できないとわかっていますから。もし、予想に反してなんらかの反撃めいた動きがあれば、日本から先に攻撃されたと国際世論に訴え、そのすきに乗じて尖閣の実効支配に乗り出そうという思惑もあったのかもしれません」(世良氏)
日本政府には、強気の姿勢で中国に対応してほしいものだ。
 
-----------------------------------------------------------------------
おかしなルール。
全く公平じゃない。
 
中国は攻撃できる。
日本は反撃しかできない。
 
これは、もう日本が人命を盾にして守るしかないね。
 
反撃しかできない日本にロックオンした中国。
 
世界はどう見る?