首相官邸を1万人が包囲するなんて、日本の現代政治史に残る出来事だと思うが、在京の新聞・テレビには見えないらしい

ツイッターで広がる首相官邸前における「原発再稼働反対運動」 ~国民の怒りは本物~

2012年06月22日 | Weblog
つい一昔前までは、日本国内にて一般市民によるデモ活動などは滅多にお目にかかるものではなかったものである。
即ち、元々デモなどは極めて”特定の団体”の専売特許だったのである。
しかし今や”売国政策””棄民政策”の限りを尽くす横暴極まりない野田政権に対する国民の不満・怒りは絶頂に達しており、純然たる愛国心から官邸前での抗議行動が活発化しているのである。
以下に転載したしんぶん赤旗記事は、昨年世界各地にて起きた「アラブの春」のように、首相官邸前の「原発再稼働反対運動」のすべてがツイッターによって広まったかのような書きぶりがなされている点は少々大袈裟すぎる嫌いはあるものの、6/15に1万人を超える大規模なデモがあったことを「メディアが黙殺」した事実とその際の国民の”生の声”が詳細に書かれた有益な記事と評してよいであろう。
ツイッターやネットを通じた野田政権の横暴にNOを突きつける動きは依然活発であり、以下の記事の末尾部分でも触れられているように、明日(6/22)、官邸および関電本社前にて大規模な再稼動反対運動を行う旨の呼びかけがかなり活発になされているというのが事実である。
一部では「デモなどしても無駄」との冷ややかな見方があるのも事実であろうが、ほとんどの大手メディアが黙殺するということはそれだけ国家権力にとっては都合が悪いことを意味している故、一般市民によるデモ活動は無駄なことなどなく、十分に有効な手段であるというのが個人的見解である。
明日、東京・大阪でどれぐらいの参加者が大飯原発再稼動の撤回を求めて集うのか、そして大手メディアがこれを報じるのか否かが非常に注目されるところである。

(転載開始)
ツイッター@広がる官邸抗議 原発なくせ思い140字に
  2012年6月21日(木) しんぶん赤旗


 http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/db/29e583d041b021821fe95f5797305254.jpg
(写真)首相官邸に向け「原発再稼働反対!」と訴える人たち=15日、首相官邸
 
 
原発をなくしたい」と、インターネットのツイッターを使った首相官邸前抗議行動が大きなうねりに成長しています。3月から毎週おこなわれているこの行動。ネットの口コミで広がり、15日は再稼働に反対する1万2000人が官邸前を埋め尽くしました。
行動を呼びかけているのは、首都圏反原発連合の有志たち。140字以内の短文で情報をやりとりするツイッターで、参加を呼びかけています。
首都圏反原発連合とその構成団体である「TwitNoNukes(ツイットノーニュークス)」は、それぞれブログも開設。ツイッターを利用している人が「ツイートボタン」を押せば案内を拡散できる仕組みをつくっています。
たとえば6月8日の官邸前行動では、ボタンを押した人が5700人余で、参加は約4000人でした。自発的に参加した一人ひとりが感動を込めてツイートし、さらに輪が広がっていきます。行動には日本共産党をはじめとした超党派の国会議員が駆けつけています。
1万2000人が集まった15日は、ボタンを押した人数(8600人)を初めて参加者数が上回りました。
野田内閣が大飯原発3、4号機の再稼働を決めたのは16日。翌17日、福井市で開かれた再稼働に反対する集会には全国から2200人が集まりました。司会者の一人、レゲエミュージシャンのNATER(ナター)さん(24)がマイクで訴えました。「再稼働を決められてしまい、心に葛藤が生まれた。でも官邸前に1万人がつめかけたことを知って勇気が出た。あきらめずにたたかい続ける」
集会には、首都圏反原発連合のメンバーが東京から駆けつけました。平野太一さん(27)=介護職員=は「再稼働決定で終わりじゃない」と本紙に語り、ミサオ・レッドウルフさん=イラストレーター=も「2万、3万と参加者を増やし、原発をなくしたい」と話しました。
「なんだ、まともなのは赤旗だけか!」。官邸前行動の盛り上がりは、大手メディアの問題もあぶり出しました。