<予算案>年度内成立厳しい情勢

<予算案>年度内成立厳しい情勢

毎日新聞 2月23日(木)21時22分配信より一部抜粋
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衆院予算委員会で、閣議決定した税と社会保障の一体改革大綱で議員定数の削減に触れたことを陳謝する野田佳彦首相。後方は右から安住淳財務相枝野幸男経済産業相古川元久経済財政担当相、鹿野道彦農相=国会内で2012年2月23日午後5時27分、川平愛撮影
 野田佳彦首相は23日の衆院予算委員会で、政府が閣議決定した税と社会保障の一体改革大綱に「衆院議員定数80削減」を明記したことについて「立法府のあり方に深く踏み込んだ表現があり、国会の議論にご迷惑をおかけしたことを遺憾に存じ、深くおわび申し上げる。今後の閣議決定ではより慎重な態度で臨む」と陳謝した。「三権分立の趣旨から問題」などと反発していた野党も矛を収め、12年度予算案の中央公聴会を3月2日に開くことに同意したが、予算案の年度内成立は厳しい情勢となった。

【明快図説】民主党の党内人脈図

 予算案は憲法の規定により衆院通過から30日で自然成立することから、民主党は年度内成立を確実にするため3月2日までの衆院通過を目指してきた。国会法には採決前の中央公聴会開催が定められており、民主党は2月29日か3月1日の開催を提案したが、自民党など野党側が拒否。さらに22日の衆院予算委で比例定数削減の閣議決定に対する反発が噴出し、野党側が日程協議に応じない構えを見せたのを受け、首相は陳謝に追い込まれた。

 政府の閣議決定内容について首相が国会に陳謝するのは異例。これを条件に自民党が3月2日の中央公聴会開催を提案し、23日の予算委で全会一致で議決された。採決までには予算案の細目について審議する「分科会」の開催も必要なため、衆院通過は3月6日以降にずれ込む見通しとなり、年度内の自然成立はなくなった。

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ほら!
出来るじゃない!
野党が本気になれば、民主党政権の暴走は食い止められるんじゃない!
 
ということは、原発放射能汚染問題も、やる気なしってことか・・