日本のマスコミは、テロだ

マスメディアは完全な情報統制にあるのだが、むしろ各社は莫大な広告出稿の落ち込みを参入障壁強化と各種税制優遇、あるいは電波廉価使用をもって補填し、行政府のプロパガンダ組織として生き残るという方針を明確に打ち出している
 
ゆえに、報道の命題とは政治、外交あるいは社会本質の歪曲であり、反知識主義による衆愚化と全体主義による同質化に他ならない。
原発事故の実態を隠蔽し東北・首都圏在住者を被爆させ未成年者の被曝地定住を誘導した挙句、未来的殺戮に率先的役割を果たしたことは紛れもなくマスメディアの原罪だ
つまり、この国の報道とはサボタージュであり、テロリズムに過ぎない
 
情報は作為で加工され実存を遺失し、さらに劣化コピーが繰り返され、時間軸がこのループを加速させ、ついにはproto type(原型)という概念すら消滅し、hyper real(外在現実)はconceptual model(内的現実)の投影と化している。知性は連綿に公共教育とメディアによってフォーマット化され、すでに社会はボードリヤールが預言した「シミュレーションの第3様態」の体現だ。
我々は現実を見ているのではなく、構造化された仮想現実の断片を情報処理しているに過ぎず、あらゆる実相は帝国における所有物であり、個々の生殺与奪は支配者へ委ねられている
より引用