「1mSvは、80兆ある人間の細胞の一つ一つに1個ずつ分子切断を与える量:内部被曝・矢ケ崎克馬琉球大名誉教授」
「1mSvは、80兆ある人間の細胞の一つ一つに1個ずつ分子切断を与える量:内部被曝・矢ケ崎克馬琉球大名誉教授」 原子力・核問題
はたともこ氏のツイートより。
除染にはものすごいエネルギーが必要だが、やりきらない限り日本は大変なピンチになる。
それをやらない為に「安全だ。食べても良い」と言って時を過ごすことは絶対にやめるべき。
福島は住民が声をあげないと永久に被曝させられる棄民の措置を受ける状態だった。
98年から劣化ウラン弾の内部被曝問題についてキャンペーンの渦中に立ち、2003年原爆症認定集団訴訟で被爆者の内部被曝について証言に立った。
そのとき見た米政府筋作成「DS86(1986年被曝線量評価体系)」は、科学的にはでたらめな記述だった!
DS86原爆被曝線量評価体系を計画したチーム(米政府筋)は、原爆投下1ケ月後の枕崎台風が長崎・広島の放射能の埃を全部洗い流した後のデータを用い、原爆投下地周辺には人体を被曝させるに足るような量の放射能は全く落ちなかったという嘘の世界を作った。
ABCC原爆傷害調査研究所(後の放射線影響研究所)は「爆心地から2km以上は全く放射能に当たっていない人達=被曝はゼロ」という基準を作った。
DS86原爆被曝線量評価体系を計画したチーム(米政府筋)は、そういうことをやってのけた集団の弟子たち。
人気blogランキング <-- クリックしていただくと、より多くの方に読んでいただけます。応援よろしくお願いします。
ABCC原爆傷害調査研究所(後の放射線影響研究所)が作った爆心地から2km以上は「被曝はゼロである」という基準が、今の20mSv・100mSvの基本的な母体となっている。
全国民の平均値と比べ白血病の発病率は4.2倍と高いのに、ゼロとしている!
ICRPの前身は戦後米国がすぐに作った国内放射線防護委員会。
これをそっくり並列的にICRPに移動。
その際、内部被曝委員会を活動停止にし、広島・長崎のデータとドッキングさせた。
米国は一切の被曝データを秘密にして自分たちの思うような操作をした。
DS86原爆被曝線量評価体系の内容・ABCC原爆傷害調査研究所の統計処理・ICRPがセットになって世界の考え方の支配体制を築いた。
そういう時点で、1957年、日本政府は原爆医療法を定め被爆者の認定基準を作ったが内部被曝は一切削除されていた。
ICRPの基準には、
1.内部被曝を考慮していない
2.社会的経済的要因を考慮して出来る限り防護していく、
つまり防護基準を厳しくすると原発を運営できないので適当なところで手を打ち、犠牲になった人は個人の責任で我慢してくれという二つの特徴がある。
米国の核戦略として、ウラン濃縮工場を経常的に運営する為と平和利用と称して原発を世界に売り込む為、また、原爆で世界を支配する為に、恐ろしさを上積みする「内部被曝」をかき消したくて、ICRPの基準として内部被曝を見せない形でやってきた。
ICRPの基準は、米国の核戦略の為にまさに体系的に意図されて設定されたもの。
日本に原子炉の導入が決まった時、日本学術会議は「自主・民主・公開」の3原則を提言したが、この3原則が守られることはなかった。
原子力は国策民営。
安全機構そのものが推進機構の一部局。
主権者国民の命を守る体制をとらず米国に追従してきた。
内部被曝の問題は、土地略奪に始まる米国主導の沖縄米軍基地問題で日本が米国に追随し政府としてお墨付きを与えたという構造と、全く同じ。
これまでのところ、ICRPを保持して法律に次ぐようなものに扱ってしまっている。
ICRPは全世界にチェルノブイリの犠牲が発生していても事実上認めていない、そういうところ。
原爆症認定でも経験済み。
これを防ぐ方法は住民の声しかない。
1mSvは、80兆ある人間の細胞の一つ一つに1個ずつ分子切断を与える量。
「1mSvで安全」とはまるっきり言えない非常に危険な量。
十分発がんの確率があって人を死に至らせる。
20ミリ、100ミリまで安全だなんて、物理的根拠から全く当てはまらない。
放射線が当たると分子が切断される。
切断が1ケ所だと修復作用で安全に再結合するが、内部被曝の場合は短い距離しか飛べないα線やβ線も分子切断にきいて、切断が密になり危険度が高くなる。
密に切断されると、再結合の時つなぎ間違ってDNAが変成される。
変成された遺伝子はコピーされて広がる。
体内で40~50回も変成が繰り返されてガンになると言われるが、変成から変成には時間がかかるので、子どもだと早くて5年、大人だと10~20年、被爆者の体験からすると60年も過ぎてからガンになる。
内部被曝はわずかな放射性物質でも巨大な被曝線量になる。
ヨウ素131は体内に1千万分の1gが8日間入っていたとしても1Svの被曝。
ヨウ素131はセシウム137が30年かかって出す放射線量を8日間で出す。
早く減衰するから安全だなんてとんでもない!
体内でα線は40μmしか飛ばないが、4MeVのエネルギーを持ち、ギシギシと10万個の分子切断をする。
β線は1cm飛び、1MeV、2万5千個の分子切断を行う。
γ線の分子切断間隔は大きく、体内に入ってもエネルギーを余らせて背後に突き抜けてしまう。
外部被曝の場合、1mも離れているとγ線しか体に届かない。
外部被曝の殆どがγ線。
ICRPは、ところどころ分子切断するγ線の被曝しか見ず、ギシギシと密に分子切断するα線やβ線の内部被曝を見ていない。
ギシギシと分子切断が行われると、一つの遺伝子は二重鎖なので二つの分子とも切断され、再結合のとき間違って接合してしまい遺伝子変成につながる。
γ線だけでやられるのと、α線・β線も含めてやられる(内部被曝)のとでは被曝の実像がかなり違う。
ガンになる前に、頭痛・元気がない・活力がない・腰が痛い・視力障害等あらゆる場面で健康被害が訴えられる(ぶらぶら病)。
振津かつみ医師の被爆者健康調査によると全ての項目に渡り被爆者には国民平均の3~5倍の健康不良がある。
内部被曝をしたという証拠はつかめるが、内部被曝の全量はホールボディカウンタであってもγ線しか測定できない。
地域的な汚染の実態を記録しておくと裁判になった時、証拠になり得る。
健康被害及び死亡に補償体制をきちんととっていくことが大切。
被爆者に対する差別は結婚の問題など人権の上での問題として表れているが、健康不良、そもそも“怠け者”という表現も差別に直結する。
現実には被爆者(27万人)にカウントされない人が数倍いる。
多重ガンに苦しんでいるが、救済されない。
被曝はDNA切断という物理的現象が非常にはっきりと結果として起る。
子ども・孫に間違ってつながった遺伝子がコピーされていく。
日本民族として種の保全(ママ)という点では非常に危惧しなきゃいけないレベルまできている。
作付けを個人任せにしておくと非常に悲惨な結果になる。
福島の米は仲買人によって買いたたかれ、産地偽装されることは十分予想される。
政府は、全部買取り生産費を補償する覚悟が必要。
表土を入れ替えない限り30年も汚染を承知で作物をつくることになる。
はたともこ氏のツイートより。
除染にはものすごいエネルギーが必要だが、やりきらない限り日本は大変なピンチになる。
それをやらない為に「安全だ。食べても良い」と言って時を過ごすことは絶対にやめるべき。
福島は住民が声をあげないと永久に被曝させられる棄民の措置を受ける状態だった。
98年から劣化ウラン弾の内部被曝問題についてキャンペーンの渦中に立ち、2003年原爆症認定集団訴訟で被爆者の内部被曝について証言に立った。
そのとき見た米政府筋作成「DS86(1986年被曝線量評価体系)」は、科学的にはでたらめな記述だった!
DS86原爆被曝線量評価体系を計画したチーム(米政府筋)は、原爆投下1ケ月後の枕崎台風が長崎・広島の放射能の埃を全部洗い流した後のデータを用い、原爆投下地周辺には人体を被曝させるに足るような量の放射能は全く落ちなかったという嘘の世界を作った。
ABCC原爆傷害調査研究所(後の放射線影響研究所)は「爆心地から2km以上は全く放射能に当たっていない人達=被曝はゼロ」という基準を作った。
DS86原爆被曝線量評価体系を計画したチーム(米政府筋)は、そういうことをやってのけた集団の弟子たち。
人気blogランキング <-- クリックしていただくと、より多くの方に読んでいただけます。応援よろしくお願いします。
ABCC原爆傷害調査研究所(後の放射線影響研究所)が作った爆心地から2km以上は「被曝はゼロである」という基準が、今の20mSv・100mSvの基本的な母体となっている。
全国民の平均値と比べ白血病の発病率は4.2倍と高いのに、ゼロとしている!
ICRPの前身は戦後米国がすぐに作った国内放射線防護委員会。
これをそっくり並列的にICRPに移動。
その際、内部被曝委員会を活動停止にし、広島・長崎のデータとドッキングさせた。
米国は一切の被曝データを秘密にして自分たちの思うような操作をした。
DS86原爆被曝線量評価体系の内容・ABCC原爆傷害調査研究所の統計処理・ICRPがセットになって世界の考え方の支配体制を築いた。
そういう時点で、1957年、日本政府は原爆医療法を定め被爆者の認定基準を作ったが内部被曝は一切削除されていた。
ICRPの基準には、
1.内部被曝を考慮していない
2.社会的経済的要因を考慮して出来る限り防護していく、
つまり防護基準を厳しくすると原発を運営できないので適当なところで手を打ち、犠牲になった人は個人の責任で我慢してくれという二つの特徴がある。
米国の核戦略として、ウラン濃縮工場を経常的に運営する為と平和利用と称して原発を世界に売り込む為、また、原爆で世界を支配する為に、恐ろしさを上積みする「内部被曝」をかき消したくて、ICRPの基準として内部被曝を見せない形でやってきた。
ICRPの基準は、米国の核戦略の為にまさに体系的に意図されて設定されたもの。
日本に原子炉の導入が決まった時、日本学術会議は「自主・民主・公開」の3原則を提言したが、この3原則が守られることはなかった。
原子力は国策民営。
安全機構そのものが推進機構の一部局。
主権者国民の命を守る体制をとらず米国に追従してきた。
内部被曝の問題は、土地略奪に始まる米国主導の沖縄米軍基地問題で日本が米国に追随し政府としてお墨付きを与えたという構造と、全く同じ。
これまでのところ、ICRPを保持して法律に次ぐようなものに扱ってしまっている。
ICRPは全世界にチェルノブイリの犠牲が発生していても事実上認めていない、そういうところ。
原爆症認定でも経験済み。
これを防ぐ方法は住民の声しかない。
1mSvは、80兆ある人間の細胞の一つ一つに1個ずつ分子切断を与える量。
「1mSvで安全」とはまるっきり言えない非常に危険な量。
十分発がんの確率があって人を死に至らせる。
20ミリ、100ミリまで安全だなんて、物理的根拠から全く当てはまらない。
放射線が当たると分子が切断される。
切断が1ケ所だと修復作用で安全に再結合するが、内部被曝の場合は短い距離しか飛べないα線やβ線も分子切断にきいて、切断が密になり危険度が高くなる。
密に切断されると、再結合の時つなぎ間違ってDNAが変成される。
変成された遺伝子はコピーされて広がる。
体内で40~50回も変成が繰り返されてガンになると言われるが、変成から変成には時間がかかるので、子どもだと早くて5年、大人だと10~20年、被爆者の体験からすると60年も過ぎてからガンになる。
内部被曝はわずかな放射性物質でも巨大な被曝線量になる。
ヨウ素131は体内に1千万分の1gが8日間入っていたとしても1Svの被曝。
ヨウ素131はセシウム137が30年かかって出す放射線量を8日間で出す。
早く減衰するから安全だなんてとんでもない!
体内でα線は40μmしか飛ばないが、4MeVのエネルギーを持ち、ギシギシと10万個の分子切断をする。
β線は1cm飛び、1MeV、2万5千個の分子切断を行う。
γ線の分子切断間隔は大きく、体内に入ってもエネルギーを余らせて背後に突き抜けてしまう。
外部被曝の場合、1mも離れているとγ線しか体に届かない。
外部被曝の殆どがγ線。
ICRPは、ところどころ分子切断するγ線の被曝しか見ず、ギシギシと密に分子切断するα線やβ線の内部被曝を見ていない。
ギシギシと分子切断が行われると、一つの遺伝子は二重鎖なので二つの分子とも切断され、再結合のとき間違って接合してしまい遺伝子変成につながる。
γ線だけでやられるのと、α線・β線も含めてやられる(内部被曝)のとでは被曝の実像がかなり違う。
ガンになる前に、頭痛・元気がない・活力がない・腰が痛い・視力障害等あらゆる場面で健康被害が訴えられる(ぶらぶら病)。
振津かつみ医師の被爆者健康調査によると全ての項目に渡り被爆者には国民平均の3~5倍の健康不良がある。
内部被曝をしたという証拠はつかめるが、内部被曝の全量はホールボディカウンタであってもγ線しか測定できない。
地域的な汚染の実態を記録しておくと裁判になった時、証拠になり得る。
健康被害及び死亡に補償体制をきちんととっていくことが大切。
被爆者に対する差別は結婚の問題など人権の上での問題として表れているが、健康不良、そもそも“怠け者”という表現も差別に直結する。
現実には被爆者(27万人)にカウントされない人が数倍いる。
多重ガンに苦しんでいるが、救済されない。
被曝はDNA切断という物理的現象が非常にはっきりと結果として起る。
子ども・孫に間違ってつながった遺伝子がコピーされていく。
日本民族として種の保全(ママ)という点では非常に危惧しなきゃいけないレベルまできている。
作付けを個人任せにしておくと非常に悲惨な結果になる。
福島の米は仲買人によって買いたたかれ、産地偽装されることは十分予想される。
政府は、全部買取り生産費を補償する覚悟が必要。
表土を入れ替えない限り30年も汚染を承知で作物をつくることになる。