東電原発事故は、チェルノブイリを超えたのか?

とんでもない放射線の量があっても、人には何も感じない。

普通の生活をしようと思えば、それも問題なく可能である。

放射線の害より、タバコや肥満の方が恐ろしいとか・・いうセンモンカもいる。

でも、タバコや塩分と比べるナンセンスに気がついているのだろうか・。

塩を何キロも食べられる人は滅多にいないだろう。

放射線は、確実に遺伝子を壊すのだから・・。

それも、誰も気づかず・・何の証拠も残さず。

完全犯罪の成立。


本当に恐ろしい。

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(5/6)の菅首相浜岡原発、停止要請」官邸会見の報道集中の“煙幕”の陰で、深刻な“放射線汚染”衝撃の事実発表が吹き飛んだ!?
Sarah Yamasaki Journal / 2011年5月7日 (土)
東電原発事故は、チェルノブイリを超えたのか?
キノリュウが行く

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【引用開始】

5月6日夕方4時から始まった合同会見。今日は岩上さんチャンネルでのまとめがなかったので、ブログに残しておきます。

今日の最大のポイントは、なんといっても航空機モニタリングの調査結果。この数値が正しければ、チェルノブイリ強制移住地域をはるかに超える量の放射性物質が沈着している地域が存在し、しかもそのエリアの中には、今でも人が住み続けていることになるのだ。

(中略)

さて、最後になったが、個人的に大きな問題だと思ったのは冒頭で触れた航空機によるモニタリング結果。文科省のHPに結果が公表されているので見てほしい。
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/05/06/1305820_20110506.pdf
(PDF開きます)

問題なのは、この中の放射性物質濃度のページ。チェルノブイリセミパラチンスクなどを取材してきたNHKの石川一洋氏が「この単位は間違っていないのか?」と確認し、その後で、「この数字は驚くべきもの。僕は本当に驚いている」と繰り返したたほど、異常な数値が出ているのだ。

資料にある地図中で、もっとも放射性物質濃度が高い赤い部分は、セシウムの濃度が300万ベクレル/m2を超えるエリア。安全委員会によれば、「チェルノブイリは、半径30kmで、148万〜370万ベクレル/m2がもっとも高いレンジだった」ので、今回の資料が正しければ、軽くチェルノブイリを超えていることになる。

さらにいえば、京都大学の今中哲二助教(原子炉工学)によれば、チェルノブイリ強制移住地域に指定された場所の濃度は、旧ソ連で148万ベクレル/m2。1990年にベラルーシが移住対象にしたのは55万5000ベクレル/m2だということなので、6倍超になる。

とんでもない数値だが、今中助教が3月に実施した現地調査では今回の航空機モニタリングと同じような値が検出されているため、それほど大きな間違いではない可能性もある。
京都新聞 3月28日
土壌汚染「チェルノブイリ強制移住」以上 京大助教試算
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20110328000068

(中略)

この会見中、中部電力浜岡原子力発電所について、菅首相が停止要請をしたという情報があり、官邸は会見を開いた。このニュースは、おそらく明日の新聞紙上やテレビを賑わすだろう。

しかし、航空モニタリングの影響は、浜岡を上回るものだと、個人的には思う。もちろん浜岡原発は重要であるが、単なる要請で停止が決まったわけではない。一方でチェルノブイリを超えたかもしれない福島の事故は、現在進行形であるという意味でも規模の面でも、世界に与えるインパクトは計り知れなく大きい。

しかも(数値が正しければ)、チェルノブイリでは強制移住とされた地域に、いまだに人が住んでいる。300万ベクレル/m2を記録している地域は、避難対象の半径30km圏外に拡がっているのだ。

(後略)