「流出」告白の海保職員に、読売テレビが独自取材

職を失うことを覚悟して・・。

微々たる金額でも募金したいと思うほどだ・・(涙)。

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 日本テレビは10日夕のニュース番組で、映像を流出させたと神戸海上保安部に申し出た男性保安官(43)に、系列局の読売テレビ大阪市)の記者が事前に取材していたと報じた。

 記者が番組で語ったところによると、取材は数日前で、神戸市内で約2時間面会したという。

 保安官は記者に海上保安官の身分証を示したうえで、投稿した動機について「あれを隠していいのか。おそらく私がこういう行為に及ばなければ、闇から闇に葬られて跡形もなくなってしまうのではないか。この映像は国民には見る権利がある」「(国会議員による視聴が)限定的な公開だったので、このままでは国民が映像を見る機会を失ってしまう」などと説明。「誰にも相談せず一人でやった」と語ったという。

 映像の入手経路についてははっきりと答えなかったというが、「ほぼすべての海上保安官が見ようと思えば見られる状況にあった。さして国家機密的扱いはされていなかった」と話したという。

 「sengoku38」という登録者名については、「(仙谷)官房長官の名前でもあるし、戦国時代の『戦国』かもしれない。日本を取り囲む状況が戦国時代さながら。そういう意味にも取れるんじゃないでしょうか」とした上で、「意味は自分の中の秘密」と明言しなかったという。

 取材時の保安官の様子について、記者は「落ち着いた様子で、言葉を選んでいた」と語った。保安官は「内部告発のようなことをして周りの人たちに迷惑をかけた。職場の同僚や上司に迷惑をかけることになり、職を失うことは覚悟している」「自分には家族がいる」と、涙を見せながら話す場面もあったという。

 一方で、保安官に接触するまでの経緯について、記者は「映像を投稿した人物がいるという情報がある筋からもたらされ、調整を重ねた」と説明した。
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