民主議員 「豪華海外旅行」続々 1人当たり200万円余り

首相は外遊せず代表選に専念 民主議員は「どこ吹く風」 「海外派遣」に続々 (1/2ページ)
2010.8.9 21:08(産経より抜粋)

 国会閉会後で内政上の懸案が少ない8月は、歴代首相の「外遊の季節」だが、菅直人首相はそれどころではない。9月の民主党代表選を見据え、外遊を断念し、国内でのパフォーマンスや党内の支持固めに奔走する。そんな首相を尻目に国会議員らは出張ラッシュ。民主党が掲げる「無駄遣いの根絶」をひとまず棚上げし、「豪華海外旅行」を決め込む。(村上智博、山本雄史)


与野党理事らが「呉越同舟」となる夏の海外派遣は恒例行事だが、「単なる海外旅行だ」との批判が根強い。「政治経済事情の実情調査」が名目だが、1人当たり200万円余りを支出。与野党は6月、正副議長以外はファーストクラスからビジネスクラスに格下げすることで合意したが、「無駄遣いの根絶」にはほど遠い。