菅氏、G20欠席 国際舞台でさらに地盤沈下…

選挙に勝つためだけに、党首の頭をすげかえるだけで国民が支持すると思っているのか。

実体は、国際舞台での地盤沈下

これまでなら、国民も騙されていたかもしれない。

もう表面だけを整えるふりをしても、正体はバレている。

どうやっても、民主党だけには投票しない。

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菅氏、G20欠席 国際舞台でさらに地盤沈下
6月3日21時46分配信 産経新聞


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民主党菅直人副総理(写真:産経新聞
 鳩山由紀夫首相の突然の退陣表明が、日本の国際会議出席に影を落としている。民主党代表選に出る菅直人財務相は韓国・釜山で4~5日に開かれる20カ国・地域(G20)の財務相中央銀行総裁会議の欠席を決めたためだ。5~6日に札幌市で開くアジア太平洋経済協力会議(APEC)貿易担当相会合も閣僚の日程が読めない。このままでは国際舞台での日本の存在感はさらに低下する。

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 「副大臣政務官は新内閣が発足した時点でその地位を失う」(峰崎直樹財務副大臣)。4日に新首相や新閣僚が決まれば、従来の財務相副大臣がG20中に失職する“珍事”となる。このため財務省は事務方の玉木林太郎財務官の出席を軸に調整している。

 振り返ると、政権交代直前の昨年9月には与謝野馨財務相(当時)がロンドンG20を欠席。昨年11月のスコットランドG20も藤井裕久財務相(同)が国会対応のため欠席した。

 G20は国際社会で重要性を増す一方だが、今回はギリシャ危機に始まる欧州の信用不安問題が焦点で、世界経済にとって重要な局面だ。巨額の財政赤字を抱える日本は海外から財政健全化を求められており、「本来なら財務相、最低でも財務副大臣が行くべき」(財務省幹部)会合だ。

 一方、APEC札幌会合の調整も難航。共同議長を務める岡田外相と直嶋正行経済産業相の日程調整がつかず、閣僚の個別会談の日程が決まらない。経済連携協定の交渉が大詰めに入ったペルーのペレス通商観光相との会談も白紙で、各国閣僚との会談は「現地でバタバタの調整になる可能性が高い」(関係者)。

 組閣次第では“門外漢”の新閣僚が議長を引き継ぐ可能性もあり、11月の首脳会議(横浜市)に向け存在感を示そうとした意気込みは空回りしかねない。日本はここ3年、主要国首脳会議(サミット)に出席する首相が次々と入れ替わった“前科”もあり、国際会議軽視との批判を招く恐れもある。