小沢幹事長 天皇訪韓「結構」は耳疑う

なるほど・・
小沢さんは、 「自分は政府の立場ではない」と立場を使い分けているつもりだったのか。

浅知恵というやつですね・・。
そんな者が、権力を握っているニッポン国。

あまりにも、お粗末すぎる。。

テレビが普及した頃、「国民総ハクチ化」と言われた、なれの果てか・・

あの小沢の「何様会見」は、そんな日本人の目を覚ましてくれたかもしれない・・

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小沢幹事長 天皇訪韓「結構」は耳疑う
配信元:
2009/12/15 07:38更新
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記事本文【主張】

 天皇陛下の韓国ご訪問について、民主党小沢一郎幹事長がソウル滞在中に「韓国の皆さんが受け入れ、歓迎してくださるなら結構なことだ」と記者団に語った。

 政府はご訪問について過去の歴史問題をめぐり政治利用される懸念があることなどから、慎重な対応を示してきた。

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記事本文の続き 鳩山由紀夫首相も、10月のソウルでの日韓首脳会談後の共同会見で「この問題に関して、簡単に分かったと申し上げることができない環境だ」と述べている。

 小沢氏の発言は「歓迎」を条件としているが、従来の政府の立場を踏み越えている。与党の幹事長とはいえ、軽率な発言と言わざるを得ない。

 しかも、李明博大統領は、鳩山政権の誕生に伴って「来年にも実現できれば」との期待感を表明していた。

 韓国側は日本の姿勢が変化したと受け取るだろう。首相は了解しているのか。いずれにしても、二元外交がいかに危ういかを示していよう。

 来年は日韓併合100年にあたり、韓国内で「過去は清算されていない」などの意見も強まっているという。

 天皇は国民のために祈り、国民は限りない敬意と感謝の念をささげてきた。だからこそ、政治利用を厳に慎まねばならない。

 一方、小沢氏はソウル市での講演で、永住外国人への地方参政権付与法案について「日本政府の姿勢を示す意味でも政府提案として出すべきだ」と強調した。

 さらに、「鳩山首相も同じように考えていると思う」と語り、来年の通常国会で成立するとの見通しにも言及した。

 選挙権を国民固有の権利と定めた憲法15条に違反する恐れがある。政府・与党内にも根強い慎重論があるからこそ、民主党衆院選マニフェスト政権公約)からは外れた。

 歴史問題のからむ日韓関係の難しさについては、小沢氏も分からないはずはあるまい。韓国メディアには、今回の小沢氏の「親韓発言」について「韓国が望む『リップサービス』を惜しみなく行った」(朝鮮日報日本語版)という見方もあった。

 「自分は政府の立場ではない」と立場を使い分けているようだが、恣意(しい)的な運用になっていないか。国益を損なってからでは取り返しがつかない。