プロレスを馬鹿にしている張本人は、民進党だ。


今でこそプロレスは格闘ショーであることが広く知られているが、昔は真剣勝負と信じられていた。しかし、明らかに避けられる攻撃を避けないこと等から常に八百長出来レース疑惑が噂されていた。どの様な思惑かは知らないが、関係団体も真剣勝負と説明していた。

no-risuはプロレスが好きで、試合会場にも足を運び熱狂したくちだ。はじめは真剣勝負だと思っていたが、レスラーがわざと技をくらったり、大したダメージでなくともスリーカウントが入ったりするから、すぐに厳密な真剣勝負ではないことは理解した。

経緯はよく覚えていないが、やがてプロレスはショーであると世間に知れ渡った。でも、そんなことはどうでも良かった。プロレスは「受けの美学」を中心とした「男を魅せる究極の格闘ショー」だ。攻撃をあえて受けると知ったとき、ますますプロレスに惚れ込んだものだ。

理解の無い友人らから、「あんな八百長試合の何が面白いの?」とよく言われた。その度に、「八百長でなくショーである」、「受けの美学」、「レスラーこそ男の中の男」と説明したが、「これだからプロレス馬鹿はw」と鼻で笑われるのがオチだった。

まあ、それは無理からぬことだ。プロレスの魅力は、実際に間近で試合を見なければ理解出来ない。プロレスラーの攻撃を受けることがいかに危険なことか、それを当たり前のようにこなす彼らがいかに努力を積み重ねているか、その凄さが分からない。

ジャイアント馬場と聞いた時、どんな姿を想像するだろう。多くの人は、高い身長に長い顔、平たい体から伸びるヒョロ長い手足、といったイメージを浮かべるのではなかろうか。漫画やイラストでその様に描かれるし、テレビで見てもそんな体型に見える。

しかし、そのイメージは正しくない。他のレスラーがさらに太く、馬場の背が高いから手足が細く見えるだけで、実際に見た彼の腕は成人男性の太もも以上、筋肉の丸太だった。そんな連中が繰り出す技を、互いに受けて耐える技術と根性、これがたまらん。

もっとも、プロレスは団体によって性格が異なる。上記は全日・新日を中心とした本格派団体の話だ。粗菓にも、有刺鉄線や爆発物を用いた流血上等の過激団体や、パフォーマンス重視で茶番と笑いが売り物の団体など様々あり、それぞれ素晴らしい。

だが、残念ながらこの素晴らしさが世間に広まることは無かった。K-1が隆盛だったころ、ヤラセの汚名を返上すべく「プロレスこそ最強」とレスラーが参戦したが、ことごとく惨敗した。テレビ放送はどんどん縮小し、深夜の短時間枠に追いやられた。

今も一部の根強いファンに支えられているプロレスだが、プロレスに対する世間一般のイメージは「ヤラセ・茶番・出来レース」といったものだと感じる。実際、巷で聞く「プロレス」の単語は、ほとんどがそういう意味で用いられ、プロレス自身の話は希だ。

ただ、「ヤラセ・茶番・出来レース」的な意味で「プロレス」という言葉を聞いたとき、プロレスファンのno-risuが非常に不愉快な思いをする、何てことは全く無い。へっちゃらだ。何故ならば、そこにプロレスに対する悪意は無いと分かっているからだ。

世間一般のイメージはそんなものと分かっているし、実際にそういう要素はあるし、そのものの団体もあるし、これに腹を立てる方がおかしい。器が小さい。元々万人受けする競技でもないし、プロレスの素晴らしさは分かる人が分かっていれば良い。

11月24日、萩生田光一官房副長官民進党の国会対応を批判して、「強行採決でなく、審議済の採決を強行的に邪魔をする人達がいるだけ」、「田舎のプロレス的な茶番だ」と述べた。

「ハハ、そのとおりだ。上手いこと言うな(笑)」と思った。

一方、批判された民進党榛葉賀津也参院国対委員長は怒り狂い、「格調高き奥深いプロレスをバカにした萩生田クンは絶対許さない。国会も侮辱したから、それも許さない」「プロレス関係者として許さない」等と激高した。

吐き気がした。

萩生田発言は、あくまで民進党への批判であり、プロレス及び国会を馬鹿にする意図が無いことは明白だ。なのに、榛葉は自分への批判を受け止めず、無関係の人々を被害者に仕立て上げ、その被害者の守護者・代弁者として反撃した。何たる卑劣。

「野蛮なプロ市民に対する土人発言」を、「沖縄県民全体に対する差別発言」にすり替えるのと同じメンタリティーだ。無関係のプロレス団体を被害者に仕立て、自民批判のために政治利用した榛葉こそ、プロレスを馬鹿にし、評判を貶めている張本人だ。

民進党の国会対応が、いわゆるプロレスじみていることは紛れもない事実である。榛葉は「ガチンコのプロレスを(国会で)やってやる」と吠えたらしい。出来もしないくせによく言う。挑発的なハッタリは、プロレスのマイクパフォーマンスゆずりか(笑)。

榛葉だけじゃ無い。民進党はこんなのばっかだ。アホらしくてブログのネタにすらならぬ。




産経:民進榛葉賀津也参院国対委員長「格調高きプロレスをバカにした萩生田クンは絶対許さない」
http://www.sankei.com/politics/news/161124/plt1611240026-n1.html

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自分への批判を受け止めず、無関係の人々を被害者に仕立て上げ

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これこれ。

いつも何を言ってるんだろう?
って気持ち悪かったけど
腑に落ちたw

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これが、奴らの常套手段

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そして
これが心優しい日本人が
はまってきた


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