翁長知事は、琉球王国に泥を塗ったね

10月13日、とうとう翁長知事が辺野古の埋め立て承認を取り消した。支援するサヨクメディアやプロ市民らは、「これからが本当の闘いだ!」と気勢を上げているらしいが、これからも何も、承認取り消しは最後の手段だ。事実上、「あらゆる手段」とやらの矢は尽きた。

承認取り消しに対して、沖縄防衛局は即座に行政不服審査を起こした。沖縄メディアは「翁長知事は長期間考えたのに、即座に対抗措置をとる国の姿勢は不誠実」と批判していたが、アホかと。翁長が長時間考えたということは、国にも考える時間が有ったのだ。

さて、防衛局の行政不服審査請求について、翁長は「同じ内閣の一員である国土交通大臣に審査請求を行うことは不当というしかない。行政不服審査法のあしき前例になる」とコメントを発表した。開いた口が塞がらないとはこのことよ。翁長、お前が言うか?。

承認取り消しの最大にして唯一の根拠は、翁長が設置した御用第三者委員会の報告だ。同委員会の決定に法的拘束力はなく、裁判所でもないから違法合法の判断を下す権限もなく、およそ承認取り消しの根拠にはなりえない代物だ。

しかも、同委員会は最初から「法的瑕疵がある」の結論ありきたった。発足当時、沖縄メディアの取材に対して、複数の委員が「法的瑕疵により辺野古移設を阻止するのが委員会の目的だ」などと述べていた。そこはウソでも「公正に議論する」と言わんかい。

予定通り、委員会は「法的瑕疵あり」との報告書を提出した。もちろん、報告書によって法的瑕疵の有無は確定しない。埋め立て承認を撤回する根拠にもなりえない。ところが、翁長は根拠に用いて撤回した。菅官房長官は「撤回は違法」と批判したが、当然だろう。

この事実一つとってしても、翁長が防衛局の行政不服審査を批判する資格など無いことが分かる。自分はお仲間で第三者委員会を立ち上げて承認取り消しをしておきながら、防衛局に対して身内批判するとは恥を知れと言いたい。

翁長はダブスタが酷すぎる。同じ美ら海の埋め立て事業なのに、那覇軍港移設も那覇空港第二滑走路も泡瀬も、どれ一つとして反対しない。しかも、翁長は那覇軍港移設の推進派だ。那覇軍港移設に伴う埋め立て面積は辺野古の比ではない。

何が「悪しき前例」か。翁長の承認撤回こそ、まごうことなき悪しき前例である。悪しき前例が繰り返させないためにも、国は全力で叩き潰さねばならない。そして、必ずそうなる。承認取り消しにより、翁長の最後の戦いが始まった。終わりの始まりだ。



沖縄:翁長知事「同じ内閣で審査請求は不当」
https://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=137073
 名護市辺野古の新基地建設をめぐる沖縄県の埋め立て承認取り消しに対し、沖縄防衛局が無効の審査請求と執行停止の申立書を国土交通省に提出したことに翁長雄志知事は14日、「同じ内閣の一員である国土交通大臣に審査請求を行うことは不当というしかない。行政不服審査法のあしき前例になる」とコメントを発表した。
 翁長知事は取り消し翌日の審査請求に「政府の強硬姿勢を端的に示すものだ」と指摘。沖縄防衛局が「私人」として行政不服審査法の審査請求をしていることに、「国民の理解を得られない」と主張した。
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何となく
琉球王国には、よいイメージがあったのに・。

翁長のせいで、泥が付いたね。

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沖縄県民、これでいいのか?

中国系翁長王国に変えたいのか?

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