桜内代議士名誉毀損訴訟がなぜ起されたのか?

ことの発端は、衆院議員の桜内氏が日本維新の会所属当時、橋下徹共同代表と、2013年5月27日、日本外国特派員協会の記者会見に同席した際の発言です。

記者会見で橋下氏は「従軍慰安婦」、「河野談話」についての言及をいたしました。その際、同席していた桜内氏が次のように述べました。
「それから、ヒストリーブックスということで吉見さんという方の本を引用されておりましたけれども、これは既にねつ造であるということが、いろんな証拠によって明らかとされております。」

この桜内発言の「これは」は、桜内氏は、橋下発言をうけて「従軍慰安婦」を指すという意味で発言されたようですが、吉見氏側は「吉見氏の本がねつ造である」と捉えたところが発端です。


吉見氏側の訴状を見ますと、(ねつ造といわれた事で)「この発言は国内でも大きく取り上げられた」、「海外の多数の特派員が直ちにこの発言を多数の外国メディアに発信したために、海外に広く伝播し、原告の名誉および信用は国際的にも深く傷つけられた」としてこれが名誉毀損にあたるとして東京地裁に訴えたわけです。

吉見氏自身もねつ造に基づいた書籍を出したという負い目から異常反応を示したのではないかと思われます。


<吉見氏の応援団>

吉見氏の弁護士は、大森典子、小野寺利孝、渡邊春己、各氏ほか4名、都合7名の弁護団です。(9月8日現在13名になりました)

慰安婦」問題解決オール連帯共同代表でもある大森典子氏はこの裁判において次のように述べています。「相手がそう出てくるなら、こちらも慰安婦は性的奴隷制であり女性に対する重大な人権侵害だということを確認し、相手の意図を粉砕しなければならない」
 
(※この裁判の弁護団長を務めている、大森典子(70・写真)弁護士は、ハンギョレ記者と ­会って「今回の裁判で必ず勝って、日本社会に慰安婦は性的奴隷だったという世界の常識 ­を定着させなければならない」と語った。

小野寺利孝氏も「中国人戦争被害賠償請求事件弁護団」「全国トンネルじん肺根絶弁護団」「中国『残留孤児』弁護団」「首都圏建設アスベスト訴訟弁護団に参加する人権派弁護士です。
(※福島県や首都圏の弁護士らが中心となる「福島原発被害弁護団」も先月二十七日、加須市内で説明会を開いた。代表の小野寺利孝弁護士は「東電に集団交渉を求め、回答がなければ集団訴訟を起こします」と町民約五十人に訴えた。
・・・
福島原発被害弁護団は悪質性や避難所暮らしの困難さを加味して「月五十万円を基本」とする。)

また、渡邊春己氏は、南京大虐殺と「百人斬り競争」の全貌』で本多勝一氏と共著、『歴史の事実をどう認定しどう教えるか―検証 731部隊南京虐殺事件・「従軍慰安婦」』で吉見氏と共著があります。
このように反日弁護士が結集した弁護団になっています。
日本共産党系の弁護士集団と思われます。)


また、既報のように、この裁判に関して「吉見義明教授の裁判闘争を支持し、「慰安婦」問題の根本的解決を求める研究者の声明呼びかけ人」として、以下の方々も名を連ねています。

庵逧由香(立命館大学)、
板垣竜太(同志社大学)、
岡真理(京都大学)、
長志珠絵(神戸大学)、
小野沢あかね(立教大学)、
北原恵(大阪大学)、
金富子(東京外国語大学)、
駒込武(京都大学)、
河かおる(滋賀県立大学)、
志水紀代子(追手門学院大学名誉教授)、
宋連玉(青山学院大学)、
中野敏男(東京外国語大学)、
早川紀代(女性史研究者)、
姫田光義中央大学名誉教授)、
藤永壯(大阪産業大学)、
藤目ゆき(大阪大学)、
吉田裕(一橋大学

さらに、この呼びかけに応じて賛同者が844名が名を連ねていますが、戸塚悦朗(国連人権委員会に「sex slave」という言葉を持ち込んだ張本人)の名前も見えます。吉見氏を支援するメンバーは、親韓の日本人と在日韓国人による組織ということです
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こんなにいるんだねぇ~・・